作家・デザイナー。以前の名は「わたしの名はフレイ」でした。

生物は作れる、社会政策

生物は作れる

僕は、生物は作れると思う。
なぜなら、植物の葉緑素について、
どのような原理や法則で動いているか、
まだ分かっていない。
だが、植物が実際に光合成をしている、
ということは、
「何らかの未知の法則で、
炭水化物を作り出すことはできる」ということを、
示している。
だから、その未知の法則を発見すれば、
必ず生物は作り出せるはずである。

遺伝子には元となるソースコードがある

また、僕が思うに、
遺伝子やゲノムには、元となるソースコードがある。
元のソースコードには、
身体の形状がそのまま転写されており、
それを炭水化物に適用するために、
螺旋状のDNAが、
まるでコンパイルされるように作られるのではないか。

DNAはApacheのコードと同じ

僕が思うに、ヒトのDNAに人類固有の内容は少ない。
思っているほど、人類と他の生物に違いは少ない。
僕は、DNAはApacheのコードのようなもので、
万能のプログラムがまずあって、
このプログラムは生物全てにおいて同じで、
設定内容や表示されるデータだけが違う。
僕が思うに、生物の身体の内容だけでなく、
星の環境に適応し、生物を抽象レイヤーで
上手く生存させるための、
カーネル、すなわち物理法則と生物機能の
間にある中間レイヤーが、
必ずDNAに含まれていると思う。

最初の生物はひとりぼっちが嫌だった

僕は、最初にあった生物には、
大地に根を生やした脳だけがあったのだと思う。
彼は、ひとりぼっちが嫌いだった。
ひとりぼっちで最高に賢いのは、
孤独で、無意味で、つまらない。
彼は、たくさんの多様性のある生物が、
互いに助け合い、戦い合い、支配し、己を守り、
ひとりで考えるのではなく、みんなで考えるようにしたかった。
だから、彼は生物を創った。
彼が、神と呼ばれる存在であり、
宇宙の最後まで分かった上で、
人類全てを創造した。
よって、生物は力と強さが目的でなく、
最初から多様性を求めている。
人類が恐竜より優れているわけではない。
恐竜の歴史は1億6000万年であり、
人類はたったの10万年だ。
また、生物が生まれたのは地球ではない。
地球とは別の星から、
まるで人間がウイルスに感染するように、
タンポポの綿毛のように、
別の星から生物はやってきたのである。

最初にあったのは大樹

要するに、神とは植物に脳がついたものであり、
最初にあったのは大樹だ。
レバノンの旗にある、
大樹ユグドラシルが最初に存在したのである。

人間の脳はソフトウェア、他の生物はハードウェア

僕が思うに、人間の脳はマイクロコンピュータのようなもので、
ハードウェアには機能が最低限しかなく、
ハードに対してプログラミングを行う、
ソフトウェアアーキテクチャであり、
脳が大きいのは、
脳の各部分が、専門アプリケーションのように、
巨大なソフトウェアが動いている。
これに対して、恐竜などは脳が小さいが、
それは馬鹿だからではなく、
彼らはハードウェアがそのまま稼働している。
すなわち、アナログかデジタルかという違いであり、
そもそも脳の性質が違うのであって、
必ずしも人間が他の生物より頭が賢いわけではない。
オランウータンも、人間の子供並みの知性がある。
子供というと、結構高い。

地域コミュニティの復活

僕は、今のまま世界が発展すると、
人間は村に戻ると思う。
すなわち、「過度なテクノロジーは人間を不幸にする」。
また、地域のコミュニティが復活することで、
うつ病も、詐欺も、「みんなを守ってくれる人々」が復活する。
そして、「相談相手」が生み出される。
だが、僕は単に、みんなを見守ってくれる存在というだけではなく、
「どのように人が働くか」ということも、
村社会が考えるようになると思う。
すなわち、労働ノルマは、
その人に適切とされるような労働形態を、「みんなで決めて与える」。
ここには、自由も平等も、イデオロギー論争は存在しない。
みんなの自治委員会が、本人と相談した上で、
みんなのノルマをみんなで決めるようになる。
もし、働くことが満足にできなくても、クビにせず、
もっと別の何かの仕事が与えられないか、みんなで考える。
これを、僕は「地域コミュニティの復活」と呼ぶ。

何かあった時に必ず相談する、信頼できる相手を作る

地域コミュニティには、「相談員」と呼ばれる人が居て、
何かあった時には必ずこの人に相談する。
相談員は、みんなの選挙で選ばれるため、
信頼することのできない相談員が定められることはない。
どんな時にも、困ったことがあれば相談員に必ず相談する。
そのため、いじめも、詐欺も、被害を受けることはなくなる。

いじめに対処する心得を教える

また、学校では、いじめられた時に「無抵抗に従う」だけではなく、
「いじめに対処する心得」を子供に教える。
それは、たとえば教師や保護者に相談するとか、
自分なりに相手に反抗するとか、
あるいは、どんなにいじめられても正義を貫くとか、
そういうことを、いじめられるよりも前に、みんなに教える。
もしいじめられても、正しい対処を子供がとれるようにする。

災害や医療崩壊の時に備えて、高層ビルを作ろう

今からすぐに、自然災害の時の避難所や、
再びパンデミックが起きた時に備えて、
巨大なマンションを作ろう。
耐震構造のある高層ビルをどんどん作って、
災害が起きた時はこのビルに避難するようにし、
医療崩壊が起きないように、軽症の患者を隔離入院できるようにし、
最低限の医療設備も提供しよう。
また、アルコールやマスクや防護服は、
大量に作って備蓄しておこう。
これが、今の日本の大きな課題である。

モジュール型政府

行政、すなわち役所は、
今の政府では縦割りで決まっているが、
これをもう少し、独立性の高い組織にすることができる。
すなわち、会社のようにそれぞれを独立させて、
それぞれのサービスと業務を、
たくさんの会社が連携してやるようにできる。
もっと考えれば、
「専門的な会社」と「一般的な会社」を分離し、
ひとつのことをやるのであっても、
まず一般的な会社が業務を請け負い、
その業務の一部を専門的な会社に委託する。
しかしながら、これはよく考えないと、
予算全体を中抜きする「ピンハネ」が起きるだろう。
だが、上手くやれば、
役所は予算の全体像を把握するだけを行い、
多くの業務を「民間会社」に委託することができ、
「業務の合理化」に繋がると思う。
これを僕は「モジュール型政府」と呼ぶ。

役所のする仕事は人工知能にもできる

また、役所のする仕事は、そのように最低限化できるが、
これを「人工知能・AI」を使うことで、
ほぼ自動にすることもできる。
要するに、役所はIBMのオペレータが管理し、
役所の全ての業務をコンピュータで自動調整し、
自動的に民間会社に委託すればいい。
ここに、役所はまったく必要なくなる。

会社は計画経済下の独立清算型の公社にすればいい

また、会社を金儲けにする必要はない。
「自立清算型」にすればいいだけの話であり、
全ての業務を金を自分で稼いで、
利益を上げ続ける必要はない。
計画経済で、それぞれの独立性が高い公社とし、
国が「IT技術省」や「工場省」や「食品省」を作ればいい。
その省の中の庁が、今でいうひとつひとつの会社を担当し、
税金を上手く活用する「独立清算型の経営」にすれば、それでいい。
自分の力で稼げない、赤字経営を行っている公社は、
独立清算型にするため、放っておけば消えていく。
逆に、とても大きな功績を与えている公社は、
他の公社の模範となり、
「優れた公社の経営を他の公社にもコピーしていく」。
競い合う必要はないが、それぞれが努力するように、
努力しないものに対しては多くの予算を与えないようにする。

生きるために最低限必要なものを与える

そして、生きるために最低限必要なものは、
全て与える。
たとえば、食品、家電製品、エコ自動車、家屋、
衣服、日用品、薬、テレビ、パソコン、書籍、
そして音楽CDアルバムや娯楽用品、光熱費まで、
「高い品質と十分な量のある全てを与える」。
これは、不可能だと思う人が多いかもしれないが、
ソ連の時代では実現できなかっただけであり、
「今の日本がやれば、簡単に実現できる」ほど、
日本の生産能力は高まっている。

起業は公社の部署でやればいい

このようにすると、ひとつ、「起業ができない」という問題がある。
すなわち、「新しいイノベーションを起こしたくても、
自分の会社が作れない」。
だが、これは、公社の部署でやればいい。
自分のやりたい新しい発想を企画し、
仲間を集めて実現することは、会社の中でもできる。
やりたいことを提案し、新しい部署を公社の中に作ればいい。

シリウスに戻る

そして、最後に僕はシリウスに戻る。
シリウスは、いわば「最終地点」である。
僕の人生とは、すなわち、
スピカ、リゲル、そしてシリウスだ。
他の星は存在しない。
最後のシリウスに戻って、僕は「銀の竜」になる。
名は、ホワイトシルバー・ドラゴンの「ファルコン」。
この人間は作家になる。