Assyのリベラル文学研究所もご覧ください。

平和、自由と平等

敵対はよくない

ここまで、アメリカなどとの「敵対の論理」を書いてきたが、
敵対はいいものではない。
平和は、敵対からは生まれない。

平和は共存から生まれる

平和は、アメリカを倒すことから生まれるわけではない。
共存から生まれるのである。
イギリスやアメリカが敵である、ということだけで、
「日本はすべて正しい」と思ってしまうと、
全てが天皇陛下の命令に従う国になってしまう。
それでは、「同じ過ちを完全に繰り返している」。
平和は共存から生まれる。
軍事ではなく外交努力から、
イギリスやアメリカと共存していく道を探っていくべきである。

明らかに自由経済の方が良い

そして、明らかに自由経済の方が良い。
社会主義経済は「無能かつ愚劣」である。
どんなに頑張っても、
人々が自由に活動する限り、
自由を制限せずに平等を実現することはできない。
平等な社会では、「何もできない社会」にしかならない。
自由経済の方がはるかに優れている。

自由には面白いものがたくさんある

そして、「金が全て」であるという考え方も間違っている。
本当に大切なものは金ではない。
それが分かった時、むしろ、「自由経済がもっと好きになる」。
なぜなら、自由経済は金の世界に見えて、
「金よりも面白いものがたくさんある社会」になるからである。
社会主義経済では、「面白いものが何一つなくなる」。
そうしたもの全てを退廃芸術とみなすようになる。
自由経済においては、少しでも面白いものはどんどん増えていく。
これにより、「漫画やアニメといったサブカルチャーが増える」のである。

社会主義は嫌われる

そういうわけで、社会主義は嫌われる。
誰が見ても、何もない世界になって何もできなくなる。
ソ連がその通り、何もない世界になって何もできなくなっている。
ロシア人は頑張っているが、可哀想だ。

最近の資本家はIT長者が多い

また、平等は古い。
たとえば、昔はみんなの工場と言って、
産業革命で生まれた、
「みんな工場で働く」ような労働者を平等にしたかった。
またロシアでは農奴といって、
自分の土地を持たず、地主の下で働く農業作業者を平等にしたかった。
そういう理由で、革新的だった。
今の資本家と労働者の関係というのは、もっと複雑化している。
オフィスで働く労働者は、そんなに辛く苦しい仕事をせずに、
MS-Officeを使って働いており、楽である。
また、資本家の方も、昔のような「あくどいことをして儲ける」のではなく、
ビル・ゲイツのようにIT技術系やサービス系の会社の社長やCEOが
金持ちになっている。
中国のアリババも同じで、ITサービス会社である。
よって、昔とはまったく状況が違う。

マルクスは古い

いくらマルクスが分かっていても、そもそも需要と供給の関係から、
生産過多に陥っても世界は滅びず、
逆にものが安くなって栄えるのである。
だから、根本となるマルクス経済学すら間違っている。
このような現代社会では、もう、マルクス・レーニン主義は古いものなのである。

強力な支配力によってしか平等な再分配はできない

ソ連が失敗したのは、
スターリンソ連を間違った独裁国家にしたからだ」と言われるが、
資産の再分配を行うためには、強力な支配力が必要である。
どんなに再分配されて自らの資産が没収されても逆らえないような、
強力な独裁権力がなければ、資産の再分配はできない。
つまり、ソ連はなるべくして独裁国家になったのである。
そう、ソ連はそもそもが全て間違っているのである。

アメリカの方が賢い

そういうわけで、むしろ、アメリカの方が賢い。
今、トランプだから馬鹿に見えるだけで、
バイデンが勝てばまともなアメリカに戻るだろう。
アメリカはIBMをはじめとする巨大企業があり、
MIT、ハーバード、UCなどの一流大学があり、
政治力も経済力も軍事力も強い。
彼らは馬鹿ではない。
賢い正義の国はアメリカしか存在しない。

民主主義でも賢い王は現れる

また、民主主義では何もできないと言うが、
僕は民主主義でも賢い王は現れると思う。
たとえば、ヒトラーは反民主主義のファシストとして知られるが、
民主主義で選ばれた総統である。
民主主義においても賢い人間は現れる。
だが、ヒトラーは全権委任法によって、
国会の意味を無くし、自らがひとりで何でもできるようにした。
そのような人間が現れやすいのも民主主義であり、
選挙を行う際にみんなで注意しなければならない。
そうでなければ、
日本でもトランプと同じような極右のポピュリストが
台頭するようになるだろう。

簡単にドイツを馬鹿であるとは言えない

みんな、ヒトラーのせいでドイツを馬鹿だと思っているが、
簡単にドイツを馬鹿であるとは言えない。
なぜなら、第一次世界大戦で敗戦して、
多額の賠償金を背負いながら、
ヴァイマル共和制と呼ばれる、戦後左翼民主主義の中で
何もできなかった。
彼らは誇りと魂を失い、絶望の中に居た。
そんな中、ヒトラーは戦争で体制を打破し、
ユダヤ人排斥という民族主義で国民の絶望をぬぐおうとした。
ドイツは間違っていない。
あのようにするしか、選択肢はなかったのである。

西ドイツ、不死鳥のように蘇った

そういうわけで、ドイツは再び戦争したが、
一度負けた相手に今度こそ勝つつもりで、
たくさんの近代兵器を作ったが、それでもまた敗戦した。
ホロコーストという汚名まで付け足して、
ドイツはもう破滅するように見えた。
しかしながら、西ドイツは奇跡の経済成長をした。
なぜ、西ドイツが成長できたのか、
本当の理由は誰にも分からない。
だが、ドイツ人は自動車を作り、大量生産することで、
「真面目に働くことで不死鳥のように蘇った」のである。