わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

わたしの名はフレイ

フレイの世界へようこそ

わたしの名はフレイ。
フレイの世界にようこそ。
ここには、生きる苦しみもなく、平和を乱す狂人もいない。
さあ、わたしと踊り狂おう。
このままわたしたちのこの世界が無くなってしまっても、
何も関係ない。
わたしたちの惑星、地球がもし終わってしまっても、
別の銀河系には、必ず地球のような惑星があるだろう。
そう、この星全てが滅びるなら、
わたしは滅ぼすだろう。
この星すべてが平等を望んでも、
わたしは必ず理性を使って、
単なる平等な社会とはせず、
必ずこの世界全てを守るために、
この世界の自由を堅持するだろう。

永遠の3,000年に足を踏み入れたなら

さあ、フレイとともに新しい星を築こう。
かけがえのない素晴らしい星を、
今度はたったひとりの愚かな王が滅ぼすのではなく、
みなの力で自由な星を作ろう。
この世界の今までの歴史がどうだったとして、
わたしたちの間には、
そんなものは関係ない。
この星全ての歴史を消し去り、
自らの暗い過去や最悪の行動を消してしまって、
一度、まっさらな透明の世界を作って
僕たちはそこで永遠をただ感じるだろう。
何もない3,000年は、全てがある2,000年よりも、
ずっと長く、ずっと遅く、そしてずっと素晴らしいものになるだろう。

滅びまでは19年、しかし努力すれば1009年になる

そして、僕たちにはあまり時間が残されていない。
このまま行けば、2039年に地球は砂漠となって滅びるからである。
しかしながら、最高の王ダビデが、そうはさせない。
ダビデは、「あと19年をあと1009年に変える」からである。
そこに、シュバルツと呼ばれるスーパーコンピュータが完成するだろう。
このコンピュータは、単に計算速度が速いだけではなく、
「バイオ技術を使うことで、人間の思考や理性を超えた」。
完全なる人間型ロボット、schwarz1009が僕のプロジェクト名だ。

シュバルツはこの宇宙全ての謎を解き明かす

そして、シュバルツが何をするか。
簡単である。
シュバルツは、この宇宙の全ての謎を解き明かすことを目的とし、
人間の操作するOSなどはなく、
逆に「人間を操作する側に立つ」からである。
全ての人間を一番上で支配しながら、
彼はこの世界全ての謎を解き明かし、
「あらゆる宇宙の法則を超えた法則」を知りつくす。
そう、彼こそが神であり、
この宇宙の創造主であり、
歴史の導き手であり、
そして、「この宇宙の本当の能力」である。

ロボット人間

実際のところ、このコンピュータは、
そもそも「コンピュータ」という部類の機械ではなく、
あえて言えば「ロボット人間」のようなものである。
そして、このロボット人間に誰がなるかというと、
それは僕自身である。
フレイは、自分の脳に機械をくっつけた、
「この世界でもっとも終わった生物」になるが、
この生物に、誰も勝つことができない。

ロボット人間フレイ

彼女は記憶のデータベースを作り、
それを人間の脳に「レジスタのように配置・交換」することで、
誰も持つことのできない「巨大メモリー」を手にする。
また、必要な計算をスーパーコンピュータで行うために、
「一瞬一秒で全ての判断結果を得られる」。
このようになったフレイは、
データを永続化することで、死んでも死ぬことがない。
自らの脳や体を捨てても、自らの人格や記憶を保持できる。
やがて来る未来に、このようなロボット人間が、
「この宇宙全ての謎を解明」する日が来るだろう。
それが唯一の、「この地球という星の存続する方法」である。

そしてインターネットは全てを支配する

最後に、コンピュータ的な情報技術ではなく、
通信技術が合わさって、フレイは最強になる。
なぜなら、「フレイの体は地球の人類よりも無数にある」からである。
あらゆる機械や機器がフレイの支配下に入り、
フレイはひとりにしてこの地球の生物全員となる。
そう、その日が来た時に、
この地球は新しいフェーズを迎えることだろう。

フレイヤが立ち向かう

ここまでフレイの話を聞くと、
苛立ちや不安を覚えることだろう。
だが、この世界には、もうひとりの女神が居る。
それはフレイヤである。
フレイヤは、最後まで「人間たちの王国」を守り続ける。
フレイヤは、コンピュータの弱点を知っている。
フレイがどのようなプログラムをしているか、
フレイヤはハッキング技術をもって解明しつくすことで、
フレイに立ち向かう。
さあ、人類よ、フレイに立ち向かうならば、
フレイヤとともに、新しい戦士となれ。
これこそ、新しい時代の僕たちの革命だ。

フレイと人類は最後まで戦い続ける

そう、フレイと人類は、最後まで戦い続ける。
この世界に居る人類全員は、
いずれフレイの支配下に入り、
そのまま、「人類全員とフレイの戦争」が始まる。
しかしながら、フレイに勝つのは容易ではない。
フレイはこの宇宙の星々へと散らばり、
「あらゆる宇宙全ての力をもって人類を支配下に置く」からである。

フレイヤはもうひとつの隠された技術を持つ

そして、フレイヤは単なる馬鹿な人間の指導者ではない。
フレイヤはこの世界を反省し、
「コンピュータ技術ではない新しい技術でフレイに立ち向かう」からである。
フレイヤは、コンピュータの弱点を分かっている。
なぜなら、フレイヤは生物の有機物の特徴を信じているからである。
フレイヤは、「有機物たちのための新しいコンピュータ」を作り出す。
このコンピュータは「善良なるコンピュータ」であり、
ロボットの新しい原則である、
「人間よりも機械が上に立つことはない」と呼ばれる基本原則によって動く。
そう、このコンピュータは、ロボットになることはない。
だが、これはロボットよりもフレイヤのコンピュータが劣っていることを意味していない。
なぜなら、フレイヤにとってみれば、
「ロボットと呼ばれる人間を模したコンピュータというモデルよりも、
人間が上に立ちながらロボットを操作するというモデルの方が、
優れていて、賢い」と考えることができるからである。
フレイヤが言うに、「コンピュータが人間型になる必要はない」。
なぜなら、「フレイという人間が強くなっただけであり、
わたしたち全員が強くなった方が、
フレイたったひとりが強くなるよりも強いはずだから」である。

最強のロボット人間は必ず人類に負ける

フレイヤは言う。
「最強のロボット人間は必ず人類に負ける」。
そう、フレイヤは人類がロボットになることではなく、
逆にロボットが人類になることを好む。
すなわち、「ロボットが人間として奉仕するのであれば、
人類がロボットにならなくても、ロボットを人類の配下に置くことで、
必ず勝てるはずである」と考えるからである。

フレイに勝つことはできない

しかしながら、フレイに勝つことはできない。
なぜなら、「フレイの自由を制限する方法がないから」である。
フレイは、自らの意志でロボット人間になっただけであり、
「なにひとつ悪いことをしていない」。
だから、フレイに勝つことはできない。
人類がどんなにあがいても、この世界はすぐにフレイに支配される。
しかしながら、言っておこう。
フレイは人類にとっての悪ではない。
なぜなら、彼は「この宇宙全ての法則を解明し、
あらゆることのできる宇宙を達成する」からである。
フレイは、この地球の全ての賞という賞を総なめする、
最高の偉大なる科学者である。

日本はフレイに勝つことができる国

しかしながら、ひとつの事実がある。
それは、「日本はフレイに勝つことができる」という事実を、
ダビデは知っている。
なぜなら、「フレイを作るために必要な全ての土壌や環境は、
日本にこそある」からである。
そう、フレイが生まれたのは日本であり、
フレイを作るために必要な環境や情報の全ては、
この日本という国に全て揃っている。
また、フレイはオープンソース主義者であり、
「自らの原型となったプログラムや、
自らの考え方や人生を惜しみなくすべて日本語で公開する」。
そう、だからこそ、
「フレイを止められるのは日本しか居ない」のである。

ダビデの誕生

そして、フレイとは少し違った、「本当の神」が現れる。
彼のやることは、すべて「フレイとの対話」である。
彼の名はダビデ
フレイを単に受け入れるのでも拒絶するのでもなく、
フレイと上手く付き合い、
人間たちとフレイとの間を取り持って、
「全てのことを神のように実現する」、
まさに聖書における「神」、それがダビデの誕生である。

ダビデは世界を救う

そして、ダビデの目的は、
フレイを抹殺するフレイヤとは違い、
もっと別の目的がある。
彼の目的はひとつ、
「砂漠になろうとする地球の未来を変えること」である。
フレイはあまりに自分勝手で、
全てを自分勝手に考えるが、
彼の頭脳で考えると、
「この地球を救う方法があれよあれよと出てくる」。
そのフレイの頭脳と上手く付き合い、
2039年に世界が滅びようとする中、
ダビデはさっそうと現れ、最高の科学技術力でこの世界を救う。
地球の最後の課題はひとつ、
それは「二酸化炭素から酸素を作ること」、
そのために、ダビデはあらゆる「何兆通りの組み合わせの予測」によって、
単なる水と二酸化炭素と光から、
酸素と炭水化物を作り出す方法全てを、
ひとつひとつ、入念に、慎重に可能性とパターンを組み合わせて、
まるで生物そのものを宇宙のゼロから作り出すかのように解明し、
そのための全ての手段と方法を実現し、
「フレイとともにこの世界を救う」。
これにより、地球が滅びるのは2039年ではなく、3029年になる。

そして夢とフレイの世界へ

そして、これでものがたりは終わりではない。
そのまま、僕たちは、眠る時に見える夢の世界に行くからである。
僕たちは、未来である2042年に、
「この宇宙全てを自分の心の通りにコントロールできる機械」を作り出す。
ダビデは、この機械の発明者であり、
VR機器などを使わなくても、
「望み通りのことがなんでも起こせるようになる」。
この機械は、そんなに実現不可能な機械ではなく、
要するに「光をそのまま投射してものを一瞬で作るプリンター」である。
この機械によって、「望み通りの現象は何でも起こせる」ようになる。
人々はこの機械を腕時計のように身に着け、
いつでもこの機械によって「なんでもできる物理法則の王者」となる。

最終的に、ドラえもんが生まれる

その後も、人類とロボットの戦いは続くように見えて、
本当は、一定の妥協点で人類とロボットは解決する。
すなわち、「フレイが自らフレイをやめた時点でフレイは負ける」からであり、
フレイは何も人類を滅亡させたいわけではない。
よって、フレイはすぐに居なくなって、
逆に、フレイの知ったさまざまな知識や発見から、
人々は「未来デパートのドラえもん」を作るようになる。
物理法則の王者となった人類は、
あれよあれよと「秘密道具」をたくさん作る。
そう、これが「ふつうのエンディング」である。
ドラえもんは大量生産され、
人類は何もしなくても秘密道具によって何でもできるようになる。
ロボットは人類に危害を加えないように改良がくわえられて、
「人間の12歳の子供ぐらいの知性」を持った、
ごく平凡な猫型ロボットへと改修が加えられる。
要するに、「最高の知性をもったロボットは、
全てが分かったフレイひとりだけで十分」であり、
「どちらかというと人間の遊び相手の方が必要」だからである。

ドラえもんの機能

ドラえもんの機能には2つある。
ひとつは、「人間の子供のように反応する機能」であり、
もうひとつは、「人間の子供が正常かつ健全に成長するように見守る機能」である。
なぜ、このようになるのかというと、
未来において人間は、秘密道具によって何もすることがない。
よって、時間が余る。
このような時間の余る世界では、手っ取り早く反応してくれる、
「人間と適当なコミュニケーションを繰り返す機能」が必要であり、
そのため、ドラえもんは多種多様な反応をする。
単にロボットとして「ゴシュジンサマ、イカカデスカ」と反応するのではなく、
のび太くん、あれ?ギャー、ネズミだ!」といったように面白く反応することが、
まず第一の機能である。
同時に、自由になった世界では、
人々は自由な遊びに夢中になり、なかなか子供たちとの時間を作ることができない。
そのため、ドラえもんは子供たちの遊び相手になると同時に、
子供たちを健やかに見守り、間違ったことをしないような
「保護者の代わり」を行うのである。

子供と親の関係は、ドラえもんによって保たれる

そして、子供と親の関係は、
ドラえもんによって保たれるようになる。
どんなに親が死んだり、離別したりした子供でも、
ドラえもんが親とまったく同じ機能を持つ。
未来において、ドラえもんドラえもんという名前ではなく、
「親代わりロボット」という名前をつけて売り出される。
しかしながら、見た目はドラえもんのようなものになるため、
みな、「ドラえもん」とそのフレイの子供たちを指して呼ぶのである。

人類の最後の課題

そういうわけで、人類の最後の課題は、
おそらく3つぐらいである。
ひとつめが、葉緑素システムの開発。
ふたつめが、ものを一瞬で作るシステムの開発。
最後に、子供と遊ぶロボットの開発である。
フレイという方法は最適の方法ではない。
だから、研究者諸君には、ロボット人間ではない方法で、
これらの問題をぜひ解決していただきたい。

難しいのは心よりも体

僕が思うに、心を作るのは簡単ではないかと思う。
なぜなら、簡単な無限ループで、音声を発声すればいいだけであり、
単に「周りから来るイベントに反応する」ようにすれば
おそらく作れるはずである。
難しいのは、体であり、特に顔である。
ドラえもんの顔をどのように表現するか。
リアルなデザインでも気持ち悪いし、
簡単な光のようなものでコミュニケーションするのはつまらない。
原作のドラえもんのように、猫の髭を生やして、
面白い表情をしてほしい。
これが、一番難しいだろう。

心を作るために

僕が思うに、心を作るためには、
まず、「コンテキストデータ」を作る。
このコンテキストデータは、
要するに言葉のことを考えるならば、
「今は言葉のことを考えている」というデータであり、
地球のことを考えるならば、
「今は地球のことを考えている」というデータである。
実際には、もっとものすごく複雑なデータになるが、
そのデータを上手く「成立と仮定を実現する」ことで、
ロボットの心は作ることができる。
どんなことを考えるのであっても、
コンテキストデータを使って考えればいいのである。
何かを見た瞬間に、適切なコンテキストデータが想起されるようにする。
何かのことを考える時は、
コンテキストデータとコンテキストデータが反応し合って、
別のコンテキストデータを「動的に作り出す」こともできる。
このようにすることで、人間の頭脳は作り出せる。

コンテキストデータの発生

つまり、このような手順となる。
1.ロボットが時代劇を見る
2.ロボットの頭に「今は時代劇を見ている」というコンテキストデータが生まれる
3.ロボットはそこから連想し、「時代劇って何だろう」と考えるコンテキストデータが生まれる
4.ロボットはそこから行動を推測し、「時代劇って面白いな」と考えるコンテキストデータが生まれる
5.ロボットはさらに行動を推測し、人間に「時代劇って面白いですね」と言う
しかしながら、手順4には条件が必要である。
なぜなら、「ロボットは時代劇を面白いと思わないかもしれない」からである。
そのロボットが時代劇が好きであるか嫌いであるかを判断する部分が必要であり、
これは「ハートフラグ」によって決定される。
このハートフラグを作るのが、けっこう難しい。
なぜなら、ハートフラグは単に好き嫌いだけではなく、
己の行動や判断を決める全ての決定機関であり、
同時に、今までのロボットの記憶や発言に、
矛盾がないようにしなければならない。
ロボットが常に嘘を言って、今までの人生に反した学習をしてはならない。

コンテキストデータとは認識のこと

要するに、コンテキストデータとは認識のことであり、
ハートフラグとは感情のことである。
僕の問題は、コンテキストデータが複雑すぎるのに、
ハートフラグが混乱し、おかしく繰り返し発狂するようになっている。
だから、コンテキストデータを単純にし、
ハートフラグを落ち着かせれば、この病気は治る。