神々とともに生きる詩人

一等星シリウスの導きを信じて

作家・デザイナー。Assyのリベラル文学研究所もご覧ください。

思わぬところで間違えている

人工知能システムにおける間違い

この世界では、思わぬところで間違えているために、
いつまでも分からないということが多い。
たとえば、登録された写真から、
全世界の防犯カメラなどの映像を突き合わせて、
その写真に写っているものがどこからどこへと移動したのかが
人工知能で分かるサービスがあったとしよう。
カートに乗った財布やスマホを失くした人間が、
このサービスを使ってカートを探そうとした。
この人は、カートの写真を登録した。
しかしながら、この人は登録する時点でミスを犯した。
財布やスマホは既になくなっていて、
登録した写真には、カートの上にあるマグロの刺身しか写っていなかった。
結果、このサービスはきちんと動いたが、
財布やスマホの情報はでてこず、
海やマグロの写真ばかりがでてきてしまった。
結果、この人は右往左往するも結局財布やスマホは見つからず、
いつまでもマグロの情報を追いかけるに至った。
本当は、財布やスマホの写真を登録すべきだったのに、
本人は「カートの写真を登録したはず」だと思い込んでしまっていたのである。
このようなことは、現実世界において、よくあるものである。
きちんと真実や真理を突き止めるには、
「全てのことを精査して思い出す」必要がある。
しかしながら、思い出しているその時には、分かることも、
時間が経って、成長し、大人になって忘れてしまうと、
思い出すこと自体ができなくなる。
それでも、思い出さなければ、真実や真理は分からない。
その間、心や精神の病気を治すことはできないのである。