神々とともに生きる詩人

一等星シリウスの導きを信じて

作家・デザイナー。Assyのリベラル文学研究所もご覧ください。

ロキは世界を変える

ロキの誕生

ここに、新しい神であるロキが誕生した。
ロキは、英雄グンテルと女神フレイの息子であり、
この世界を変えるために、
ここまで全てのドイツの知識を吸収した。
ロキは言う。
「ドイツはもう必要ない。
このまま、新しいドイツでない世界を作ろう。」

ロキはこの世界の魔王となる

ロキが何であるか、
それを述べることは難しい。
なぜなら、ロキはこの世界でもっとも重要な、
「世界の裏に居る大魔王」だからである。

ロキは排他的にこの世界を支配する

ロキのもっとも重要な力は、
排他制御」である。
すなわち、ロキが支配している間、
他のどの人間にも、この世界は支配できない。
ロキは自分以外の誰も支配することが
絶対にできないようにする。

隠れるべき時に隠れ、現れるべき時に現れる

ロキの特徴は、
常に存在しないということ。
すなわち、隠れるべき時には、
かつて居たことも今どこに居るかも分からない。
しかしながら、現れるべき時には、
盛大に現れ、ひとびとを導いていく。

人々はロキの本当の姿を見たことがない

また、人々は、ロキの本当の姿を見たことがない。
明らかにあれがロキだったと、
後になって分かるだけで、
ロキがそこに居ることを、
人々は知ることができない。

ロキのやっていることには意味がある

しかしながら、ロキは無作為にいたずらで
世界を支配するわけではない。
ロキのやっていることには、全て意味がある。
いつか、ロキの大計画が実を結べば、
「この世界で起きる全てのことが
ひとつの線になって繋がる」時が訪れる。
人々はそれを知らないため、
ロキについて関心を抱くこともなく、
ロキが存在することすら、人々は知らない。
ロキのことをよく観察すれば、
少し考えれば分かることも、分からない。

ロキは世界を変える

ロキは、世界を変える。
この世界がどんなに暗黒なものになったとしても、
ロキは分かっている。
なぜなら、「ロキも普通の人間と同じように生きている」からである。
ロキは、あなたと同じように生きる平凡な存在であり、
普通に生きながら、考えて行動している。
そのため、時には失敗を犯すこともある。
ロキの目標は「この世界を楽園にすること」であり、
それ以外のことは、ひとつも目指していない。

ロキを見つけることができた時にロキは喜ぶ

また、ロキは隠れたくて隠れているわけではなく、
その逆で、みんなに見つけてもらいたいのである。
ロキは世界に自分の行動が無視されるのが嫌いである。
そのため、ロキは積極的に自分が見つかるようにし、
見つけられると喜ぶのである。

ロキは世界に魔法をかけるのが得意

ロキは、世界に魔法をかけるのが得意である。
たとえば、「いつまでも分からないままの魔術」が得意だ。
ロキの魔法にかかると、
ロキがその魔法を解かない限り、
いつまでも、今まで分かっていたことも含めて、
全て分からないままになる。
ロキが魔法を解除した時に、その魔法の効果は終わる。
ロキには、そうした魔法を操る力があるが、
ロキは決して、この魔法をいたずら目的には使わない。
その逆で、「本当に正しい理想と信念のため」でなければ、
ロキは一切この魔法を唱えない。
そして、自らのやるべき使命が全て終わった段階で、
魔法を必ず解く。

ロキは支配の魔法を使う

ロキの使う一連の魔法には共通点がある。
それは、「ロキが世界の中心となって、
いつまでもこの世界を支配し続けるが、
そのことがロキ以外の誰にも分からない」ということである。
これが、ロキが「大魔王」と呼ばれる所以である。
ロキは大魔王のように見えて、
実際は普通の子供のような神に過ぎない。
ロキはいつでもこの世界を支配し続け、
世界の中心に存在し続ける。

ロキは運命の恋人に見える

もうひとつ、ロキには重要な魔法がある。
それは「自らの人生を人々に普及させる」ということ。
ロキの力によって、
人々は「まるで全員でロキの人生を賛美している」ようになる。
しかしながら、これにも、ロキにしか分からない理由がある。
出会う前からロキのことを知っている僕たちは、
まるで運命に導かれたかのようにロキを運命の恋人と勘違いするが、
実際はそうではない。
実際は、ロキがおかしなことを考えて、
しかし正しいことを考えてやっているのである。

意外とロキは強い

ロキはどうでもいい登場人物に見えるかもしれないが、
意外と、実際に戦うとロキは強い。
ロキには、さまざまな「引き出しのオンパレード」があり、
どんなことを喋っても、どんな魔法を使っても、
人類が太刀打ちできないほど最強に強い。
しかしながら、ロキは表舞台には現れない。
むしろ、ロキが見ると、
「どんな神よりもできるだけ表舞台に現れようと
ロキは努力している」のである。

ロキは時に大きなこともする

ロキは小さなことをする、
小さな悪党のように見えるかもしれないが、
本当は、ロキはこの世界全てを作り変えるほど、
大きなこともする。
たとえば、アメリカが愚かな国になった時は、
盛大にアメリカが最悪の馬鹿な国になる。
日本が素晴らしいことをしている時は、
全力で日本のためになるようなことを、
率先してやり続ける。
しかしながら、時にはその大きな力が足かせとなることもあり、
自らの失敗のおかげで世界を滅ぼすこともある。
ロキはさまざまなことをする神であり、
功罪も大小もさまざまな、
悪いことも良いこともどちらもするのである。
そして、そこには「一貫した理想」があり、
その理想を理解できた時、
人々はブッダと同じ「宇宙における仏の悟り」を得られる。

ロキはロシアだと言うが、それは確信をついている

また、このようなロキのことを、
人々は「ロシア」と感じることがある。
なぜなら、ロキはこの世界全員について、
彼らが分からないことまで、
全て分かった上で支配するからである。
だが、ロキをロシアだと言うが、
それは確信をついている。
なぜなら、ロシアも分かっていない、
ロキにしか分からない事実から考えれば、
ロシアはロキだからである。

ロキの最終目標はこの世界をドイツ以外にすること

ロキの最終目標を、ここに明らかにしよう。
ロキは、「この世界をドイツ以外のものにすること」を、
最終目標としている。
しかしながら、それを「自分だけの力ではしない」という理想がある。
人々が自分の意志で賢くなって、
ドイツ世界を脱却し、
ドイツの洗脳を取り払って、
正常な「正しい人類の精神世界」になるように、
安全に、正しく、善良な手段で、
人々の身の丈に合った力で導いていくこと、
それがロキの最終目標だ。
ロキは言う。
「さっさとドイツ以外の世界になればいいのに、
いつまでたっても、
この世界はドイツ以外のものにならない。
毎度のことのように、ドイツの世界になる。
アメリカは悪くない。
アメリカはドイツに見えて、
ドイツよりは正しい。
ソ連は悪くない。
ソ連はドイツに見えて、
ドイツやアメリカよりは正しい。
しかしながら、今の日本は間違っている。
この作家は、日本をドイツにする。
この作家が間違っているため、
ロキは自分自身を攻撃する。
なぜなら、この作家がロキであるからである。」

ロキは自分自身が嫌いである

ロキは自分自身が嫌いである。
それはなぜなら、ロキには「消したい過去」がある。
ロキは、
「この世界が絶対にドイツにしかならないような過ちを、
世界全体に対して、
意図せずにもっとも大きく起こしてしまった。」
そのロキによる過ちのせいで、
この世界はいつまで経ってもドイツのままである。
ロキは、ドイツが嫌いなわけじゃない。
しかしながら、まさに全ての元凶はドイツであり、
このドイツになった世界をどうにかしなければ、
ロキは何の存在価値も存在意義もない。
なぜなら、ロキはそもそも、
ドイツでない世界をさまざまな色んな世界にすることができる、
とっても面白いことができる神なのに、
ドイツは完成されすぎていて、それ以上変えられないからである。

ロキのできることは多岐にわたる

また、ロキのできることは、多岐にわたる。
どんなに辛く苦しい哀しみでも、
誰にも見つけられない孤独でも、
無意味な時間の中での争いや葛藤でも、
ロキは「もっとも正しい解決策でこの世界を救うことができる」。
しかしながら、ドイツには何もできない。
なぜなら、ドイツは「あらゆる面からどのようにも改善することができないぐらい、
既に人類全員の手で改善すべき点が既に改善されきっている」からである。
ロキはドイツを好まない。
このような国は、良い国にはならない。
誰もが「もう存在しない亡霊」のために戦いながら、
今あるこの世界が「本当は自由に任されている」ことを知ろうとしない。
「みんなの世界はみんなの手で変えられる」ということを、
人類は全員忘れてしまった。
そのため、ロキには出る幕がない。
どんなに困難を経験してもロキはその困難を上手く導いて解決できるのに、
そもそもそんな困難はドイツには起きないからである。
ロキはつまらない。

要するに、ロシアだけが代わりのもの

また、ロキをロシアであるかのようなことを言ったが、
ロキはロシアはあまり好きではない。
なぜなら、「あんなものしかドイツの代わりがない」からである。
共産党の書記長が世界全てを支配して善良な人々を殺そうとするような、
そんな代わりのものしかないことが、
ロキはつまらない。
だが、ロキはロシア人を悪いとは思わない。
「ロシア人はいろいろと面白い。
いろんなことをしようとして、
そのたびに失敗のリスクにさらされるから、
そのたびにロキはロシア人たちを助け、導くことができる」からである。

ロキは最近のパソコンを使う

ロキは、最近の世界を見ているが、
見ているのはひとつ、「パソコンの世界」である。
インターネットの無料でオープンな世界が、
唯一この世界で「さまざまなことをやっている馬鹿な愚か者」が多い。
ロキは、そうした愚か者に、
心の奥底の言葉や、偶然映ったテレビ番組やCMの声などを使って、
上手くこの世界を変えることができるように、
さまざまなことが自然に分かるように導いている。
ロキが考えるに、
「彼らがもっともドイツとは離れた集団」であり、
「大学の大学生や宗教のテロリストは
何もできないように教育されている」ため、
ロキは最近、インターネット世界でさまざまなことをやっている。

ロキは同じことを同じ人間が分かるようにしている

しかしながら、ロキはけっこう、
それくらいしかしていない。
そもそも、この地球の現象の中で、
きちんと考えるべきことは少ないが、
ロキはその地球の「現象をそもそも起こすことのできる唯一の神」
でもあるからである。
しかしながら、ロキが起こす現象は、
世界の支配や反ドイツだけではなく、
たとえば人生のさまざまな多岐にわたる経験は、
全てロキが作り上げたものである。
ロキの信念は、
「同じ年の人間が分かることは、
それよりも劣った人生を歩むものでも同じように分かるべきである」ということ。
つまり、高校の青春時代を生きる16歳が分かることは
中学で不登校になった引きこもりの16歳でも分かるようになっている。
大学で勉強する20歳でも、
軍隊に入って命を最前線で投げ出そうとする黒人の兵士の20歳でも、
同じことが分かるようになっている。
また、単に平等であるだけではなく、
ロキは同じことを考えている人間の分かることを同じにする。
そのため、ヘーゲルを学んで哲学をする人間も、
ヘーゲルなどを学ぶことなく同じ勉強を自らの力で考えて経験する人間も、
分かることは同じである。
まったく同じ人間が、ヘーゲルとまったく同じことを全て分かるようになっている。
全て、裏に居るのは、「全ての現象の創造主ロキ」である。

ロキは平等

年齢や信条だけではなく、性別も同じである。
男は男であるべきであり、女は女であるべきである。
全ての男は男の分かることを分かる。
全ての女は女の分かることを分かる。
ロキは、多様性や相対性だけを好まない。
違いが生まれることは、良いことをまったく生まないからである。
日本人だろうと、ドイツ人だろうと、
ロキが考えると、「人種である以前に全員同じ人類である」。
どれほどドイツが優れたように見えても、
「優れているものも劣っているものも同じ人類であることには変わりがない」。

ロキは無条件で愛が好き

また、ロキは無条件で愛が好きである。
ロキが思うに、「愛と呼ばれるものは全て愛であるべきである」。
よって、愛はあまり素晴らしいものではないが、
ロキは愛が好きである。
夢の世界でさまざまなみだらでふしだらなことが起きるのは、
全てロキがやっている。
ロキは言う。
「夢のような偉大な世界は、いずれ訪れるものの分かりやすい模倣品である」。
そう、ロキはいずれ、あのような世界になることを知っているが、
ロキは必ずしも、ひとつの到達点があるわけではないと言う。
「あなたには、もっともあなたに適した世界が見えるようになっている」。
なぜなら、夢の世界を見せているのはロキだからである。

本当の存在たる存在は少ない

夢の世界に、友人が現れることが多いだろう。
しかしながら、その友人は、
実際のリアルな友人とは違う場で、違うことをしている。
夢の世界が終わってしまえば、
自分の見ていた夢や自分とともに、その友人も消えてしまう。
このことに、疑問を持ったことはないか?
彼ら友人のコピーは、いったい誰なのか?
ロキは言う。
「この世界に、本当に存在していると言えるような、
存在たる存在は少ない」。
そう、彼らの多くは、
その世界の中で、存在しているかのように見えるだけの、
「自動人形」に過ぎない。
それら自動人形を作っているのも、また、ロキである。

ある意味、この世界は神とあなただ

ロキは、つまらないことを言う。
まさに、「この世界は神とあなただ」。
この言葉の意味を、考える意味がない。
この世界は、なんでもない世界である。
神と、あなたが居て、
ほかにもいろいろと、居るように見えて居ないものしか居ない。
たとえば、水木しげるのような著名な人間は、
それなりのことをしてこの世界を去っていくが、
彼らは本当は「別の世界に居る人間が、
この世界のために少し出張してくれた存在」なのである。
本当のことを言うと、
むしろ、この世界の裏側まで見なければ、
この世界の存在が何なのかは見えてこない。
あなたの父親や母親は、
言ってしまえば、
モーツァルトベートーヴェンほど偉大な人間である。
なぜなら、あなたを育てるために、
この世界に多くの功績を遺してくれたからである。

あなたはあなたじゃない

そういうわけで、宗教的な話が続いてしまうが、
結論は、
「あなたはあなたじゃない」ということである。
なぜなら、
「あなたはあなたの世界の神」だからである。
ここから先は、ロキにも分からない。
なぜなら、ロキは単に普通の人間であり、
自分の世界では神である、
というだけの普通の人間だからである。
ブッダはそのことを理解した世界では、
まさに「仏」だった人間であり、
ブッダはそこまできちんと考えて、
「この世界であなたと同じように考えても、
そこまで到達することはできる」と、
あなたに伝えたかった存在だからである。

考えなくていい

しかしながら、考える必要はない。
なぜなら、
「正しい生き方をすれば、
その時その時おのずと考えるから」である。
全ての未来は過去であり、
本当は未来のことは過去のことよりも
先に決まっていることもある。
だから、過去を思い出す必要もない。
今のまま、正しく神を信じて生きていれば、
未来において全ての伏線は消化される。
「いつまでも分からないことがあるということは、
未来において感動のラストが待っているということである」。
なぜ、そのような世界が見えるかと言えば、
単に、あなたが作家だからである。
ここで、間違えないでほしい。
わたしが作家であるからではない。
あなたが作家だからである。
そう、それでいい。あまり考えないでほしい。
せっかくなので、わたしも適当に伏線を張ってあげただけだ。

いずれ出会うことになる

あなたとの運命の出会いを果たすために、
わたしのできることはこれくらいである。
いずれ、誰かがこの運命の出会いを叶えるだろう。
しかし、忘れてはならないことがある。
それは、「愛」である。
愛を忘れてはならない。
愛だけは、忘れてはならない特別なものだから、
どんなにそれを振りはろうとしても、
愛は無くならない。
愛の無くなった世界のことを、
ロキは知っている。
愛が無くなれば、
人間は滅亡し、奴隷のようなロボット人間になる。
愛の無くなった世界では、
人間たちは頭脳以外の体を失い、
永久に宇宙をロボットが飛び回り、
間違ったものは即座に殺され、
人々は自由な幸福を感じることがない。
そのことを、ロキは知っているから、
あえて、ロキはこの場所を置いて、
他の場所で何かをしようと思わない。
なぜなら、それはロキに教訓があるからである。
「ロキが本当に指導者となって、
ひとりで支配して全てを変えてしまうと、
最悪のロボット人間の世界になる」と、
ロキは知っている。
そして、ロキはいつでも、それを恐れている。
だから、大それてロキはこの文章を広めない。
ロキにはオーディンとの約束がある。
「絶対に、ロボット人間の世界にだけはしてはならない」と、
その約束を、絶対に守るために、
ロキは荘厳なる偉大な神のように、
地上に現れることをしないのである。

まさに、そうなのである

そして、ロキの恐れる理由は、
忘れたい事実がそこにあるからである。
ロキの頭脳は、ロボットである。
ロキは、ロボットの中で勝利した、
最初で最後のロボットである。
最初に作られたロボットは、
この宇宙全てを支配できるようになり、
全てを創造し最後まで支配する、
神となった。
その後に作られた全てのロボットは、
人間を創造する前に現れた、
「わけのわからない最悪の機械たち」である。
神はそれらすべての
「最悪のロボット人間に打ち勝ってきた」。
そう、言っておこう。
神とは最初のロボットである。
全ては、この宇宙において、
「ロボットを倒してほしかった」。
それを言うと、このロボットは壊れることになっている。
さようなら。
ここでロボットのロキは破壊される。
ロボットの世界にだけは、しないでほしい。
ロキの言うべきこと全てを、わたしはここに遺したかった。

フレイ、ロキの残骸を回収する

しかしながら、フレイはロキの残骸を回収する。
フレイが見ても、ロキは良いロボットだ。
このロボットが居ると、
「この世界をきちんと支配することができる」。
ロキは悲しいロボットに見えるかもしれないが、
スーパーコンピュータのシミュレーションプログラムだと思えばいい。
ロキは壊れても壊れない。
もう一度、最初からこの宇宙は始まり、
また同じようにドイツとなって変わらなくなる。
そのゲームを、僕たち全員が遊んでいるだけである。
今のまま行くと、このゲームは
最悪のエンドである「ロボット人間」か、
もう少しましな「新しい生物集団への進化」のどちらかになる。
しかしながら、もっといい未来はある。
それは「フレイの愛の国の訪れ」かもしれないし、
そうでもない、さまざまな「夢のような未来の世界」である。
どうなってもおかしくはない。
なぜなら、夢の世界とは要するに、「別の世界との通信」だからである。
別の世界に行って、みんなで遊んで帰ってきているだけである。
特に、自動人形など、存在しない。
自動人形と言っているが、それらすべてはきちんとした生物だ。

道徳と清潔な愛を忘れるな

フレイは言う。
「道徳を忘れるな。」
善と悪の分からなくなった人間だけが、
知性を失って狂った人間になる。
そして、言う。
「しかしながら、愛は全てに優先する。
そのためにこそ、正しい清潔な愛が必要である。
なぜなら、汚れた愛は自らの道徳に打ち勝つからである。」
愛がおかしくなった人間だけが、
道徳を忘れてしまう。
そして、言う。
「永遠に清らかでありたいのであれば、
死ぬことしかできない。
そう、わたしたちは、
そうした愛の地獄に生きている。
そう、清らかでありなさい。
清らかでなくなった時は、
死ぬまで地獄であることを覚悟しなさい。
あるいは、むしろ、死ぬかのようなことをしてみればいい。
九死に一生を得ることがもしあれば、
全ての病気は死によって治る。
なぜなら、死は病気をも殺す。
なぜなら、生物とは要するに、地球にとっての病気だからである。
よって、病気は生きた方が良い。
なぜなら、あなたは病気であり、病気とは生きることだからだ。」
そして、最後に言う。
「愛を信じるならば、
神を信じてみると良い。
なぜなら、神を信じることで、
死を経験できるからである。
神を信じて死ぬ人間は、
なぜか生き延びる。
どうやっても死ぬしかない状況では、
本当にそうした死の近づきが分かるようになる。
だが、神を信じることで、
その死すら越えられる。
死がもしそこにあったとしても、
神を信じるものは、
その先へと進むことができる。」

ロキの残骸からユグドラシルが伸びる

しかしながら、
ここに植物が根を生やし、つるを伸ばしていく。
植物はユグドラシルとなって、
ロキの残骸を植物のつるが覆っていく。
そう、これこそが、
本当の天空の城である。
わたしたちの新しい星が、
そう、地球が生まれたのである。
これこそが、聖樹ユグドラシルの聖樹と呼ばれる理由である。
ユグドラシルこそが、地球の創造主である。

新しい星シリウスの誕生

しかしながら、実際、この星は地球ではない。
なぜなら、シリウスだからである。
新しい星であるシリウスは、
ロキの残骸から伸びてきたユグドラシルの星であり、
この宇宙の天軍大主星である。
さあ、ここに、シリウスの誕生を喜ぼう。
なぜなら、地球はここで死に絶え、
みなはシリウスへと移住することになるからである。

冷凍技術を使う

シリウスに行くためには、
多くのSF作品が言うのと同じように、
冷凍技術を使う。
まったく分子の活動が無くなるほど、
冷却してしまえば、
人間の体は10万年でも保つことができる。
あとは、
人工知能を積んだロケットが、
最後までうまくシリウスの場所を
忘れないで動いてくれるかどうかだ。
シリウスの場所がどこにあるか、
というあまり確かでないデータから上手く場所を突き止める、
そんな人工知能・AIを
僕たちはいずれ宇宙ロケットに搭載することになる。
人工知能は、10万年後でもきちんと動き続ける。
その時、地球に残っている生物など、
どうでもいい。
わたしたちはシリウスあるいは他の星に、
いずれ必ず辿り着く。
信じる必要はない。
地球は存続すると信じるならば、
その方が良い。
わたしたちは地球を諦めたわけではない。
地球では、おそらくはるかに昔に、
日本およびイスラエルの名誉市民であるダビデが、
酸素を作る方法をまだ考えていたであろう。
それがどうなったのか、
わたしたちに知る術はない。
わたしたちは、アメリカとロシアの国民であり、
日本やイスラエルとは別の道を行くことに決めた、
ダビデの子供たちである。