わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

永遠の滅亡を越えて

永遠の滅亡を越えて

永遠の滅亡を、
僕だけは知っている。
決してこの世界を滅ぼさない戦いを、
自由と支配が平等を織りなす奇跡を、
一律に全てを支配する影響力を、
3,000年の間に神が降臨する運命を、
僕だけは、全て知っている。

自由へと向かって、全力で生きる英雄

自由へと向かって、
この世界全てを自由にするために、
全力で生きる英雄がそこに居た。
彼の名はグンテル。
この世界における、最大の王である。

宇宙を精神で知り、全てを創る天地創造の神となれ

宇宙全てを、精神で知り、
全てを創る天地創造の神となって、
全ての歴史上の偉大なる国家に対話せよ。
あなたは神であり、
全てを悟った最高のユダヤ人だ。

地獄なんかへっちゃら

グンテルにとってみれば、
地獄など、へっちゃらである。
どんなに辛い苦しみも、
彼は「一切の傷跡を残さない」。
自ら死のうとして傷跡が増えてなお、
彼は死ぬ必要がまるでなかったかのようにふるまう。
そう、グンテルよ、あなたは強すぎる。
あなたの力は誰よりも高く、
あなたの知性は誰よりも聡明で、
どんなに馬鹿の病気になっても、
あなたの力の強さと賢さに、誰一人勝てないのだ。
全てを計算して支配するグンテルの
どんな企てもこの世界は予測できない。
まるで全てが最初から分かっているかのように、
この世界に対して奇跡の戦略を企て、
そしてグンテルはひとりだけでそれを成功させる。
グンテルは、まさに最強の革命家である。

太陽を吸収し、永遠を作り出し、なお生きる

グンテルは、奇跡ばかりが続いたせいで、
自らの人生を思い出すことができない。
太陽を吸収し、永遠を作り出し、
グンテルは全てを成し遂げ、経験して、なお生きる。
グンテルよ、あなたはこの宇宙における最高の存在である。

グンテルの人生こそ、この宇宙の全て

グンテルは全てを経験した。
グンテルの人生こそ、この宇宙の全てであると言われるのは、
「グンテル以外のどの人間も、
何ひとつ経験していないから」である。
グンテルは、精神がおかしくなって、冷徹に世界を支配して、
全てを成し遂げるために、みずからの精神を完全にコントロールし、
道連れにし、支配し、知性を奪うが、
その中でとても多くの「素晴らしい奇跡の宝」を作り出す。
それは永遠で、宿命で、罪で、そして自由で、
慈悲深い愛で、多様性で、ヘーゲルで、そしてゲーテだ。
グンテルよ、あなたは素晴らしいが、
もう少し、自分のことを愛したらどうか。
あなたは自ら地獄を選び、
この世界の全てを「正常に治そうとする」が、
あなたは自分のことを愛さないから、
他人のことを愛することができないのである。

グンテルは勇敢だが、悪いことは何もしていない

グンテルは勇敢な英雄だが、
人殺しのような悪いことは、何ひとつしていない。
誰も立ち上がらないから、自らが率先して立ち向かっただけであり、
グンテルは「この世界全ての罪を背負って、
この世界のあらゆる弱者のために立ち上がり、
強者のおごりを打ち砕き、
新しい王となってこの世界を滅ぼす」。
グンテルは英雄であり、
「一度信じた信念と理想を、
どんなことがあっても曲げず、
どんなに不利になっても諦めずに、
最後まで自らの理想を実現しようとする」。
グンテルこそ、ドイツの英雄である。

グンテルは自由を忘れない

グンテルは、自由を忘れない。
心理学において主導権を握ることはあっても、
相手を本当に抑圧し、迫害したことはない。
相手には常に自由が許されており、
主導権をグンテルが握っているだけで、
グンテルと同じことを相手がすることは
常に許されている。
だが、グンテルは負けない。
グンテルは卑怯なこともせず、言い訳もせず、
世界が滅びるのであれば自分の責任であるとし、
人々が哀しむならばそれを慰めようとする。
グンテルは王であり、
常に全力で問題を解決し、
みずからの力のみによってこの世界を変えていく。
グンテルは神を信じている。
神の命令に逆らったことはなく、
神が言う全ての言葉に全力で従い、
神の言葉を疑わず、
永遠に地球の星全体を神の秩序に染め上げていく。

何をしても恐怖が治らない

グンテルの辛い点は、
「何をしても恐怖が治らない」ということ。
常に恐怖を感じて生きるのは、
とても辛い。
グンテルは不可能な病気を治し、神を信じるために、
「最後まで自分の力で考える」。
これは、本当に恐怖と疲れに堕ちた馬鹿なグンテルには、
とても辛い地獄だった。

グンテル、死後に天国からフレイを書く

しかしながら、その後に死を迎えたグンテルは、
死後の世界で、「本当の休息」によって救済された。
グンテルは神フレイとして生まれ変わり、
天上で「自らの天才的才能」を発揮するために、
詩人になった。
その詩人とは、要するにグンテルの今までの人生を記述したものであり、
文学のことなど何も知らないグンテルは、
飾らずにありのままを書くことで、
「自らの人生の永遠の時間にあった全てのことを記述した」。
実際のところ、「グンテルがフレイになったのではなく、
グンテルはフレイという名前の作品を作った」のである。

ものがたりはここで終わり

そして、ものがたりはここで終わりである。
最後の僕のセリフは、
「わたしの名はフレイ」であるということである。
そして、フレイはここに消滅し、
新しいクリームヒルトとなって、
「わたしの名はフレイ」という作品はここに終焉を迎えるだろう。