わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

泥だらけの面倒くさい恋がしたい

泥だらけで結構、面倒くさい恋で上等

僕は、何もない優しくて一緒に居るだけの恋よりも、
泥だらけの、面倒くさい恋をしてみたい。
そう、僕のどうでもいい地獄に対して、
現実逃避をさせてくれるような、
一夜の夢を見せてくれるような、
そんな恋をしてみたい。

ただし、僕の大切な仕事には干渉してはならない

しかしながら、僕の一番大切な仕事には、
干渉してはならない。
それは僕の聖域であり、
誰も立ち入ることのできない神聖な領域だからである。
それ以外の全てについては、何を言ってもいい。
僕は、最も大切な作業のほかのことは、
すべてどうでもいい。
代わりにやってくれるなら、任せてみよう。
僕は一番大切な、聖なる仕事だけに集中したいのだ。

しかし、本当はこの仕事はどうでもいい

ただ、言ってしまえば、
本当はこの「執筆」や「戦い」と呼ばれる作業は、
どうでもいいものである。
明日、この文章全てが消し去ったとしても、
僕は驚かない。
単に指図をされたくないだけであって、
この仕事について意見されること自体が嫌なわけじゃないし、
どんな応用や活用ができるのか、
どのようにブラッシュアップをすることができるのか、
といったことについて意見を聞くことには興味がある。
だが、最終的にどのようにするのかは、
自分だけで決めたい。
ただし、あなたがこの仕事よりも大切でないとは言わない。
なぜなら、この文章は「僕自身」であり、
あなたは「僕自身が愛する対象」であるため、
あなたの方がむしろ最終目的であり、
この文章は「あなたを愛するための手段」に過ぎないからである。
この文章であなたを愛することができるなら、
それだけのどうでもいい媒体にこの文章は過ぎない。
あなたがこの文章全てを読んでくれたら、
もう、この文章を書き続ける理由は、そこで100%無くなるだろう。
そもそも、僕はこの文章に価値がないから、
この文章をさらに修正し、改善しているのであって、
もしこの文章が本当に大切なら、
僕はこの文章をそのままで残すために、
それ以上の修正を加えない。
僕はこの文章が大嫌いだから、
この文章をよりマシなものに修正し続けるのである。

もっと別にマシな楽しみがないだけ

そう、なぜこの文章をそんなに大切に思うのかというと、
理由はひとつ、
「もっと別のマシな楽しみや趣味がないから」である。
この文章を書くよりも、マシな「特技」がない
劣った僕だからこそ、
ある程度できているかのように見えるこの文章を書くのである。
この文章を書かなくても楽しめるほど、
もっと他のことができればいいのだが、
残念ながら僕はピアニストほどはピアノも弾けないし、
英会話もネイティブスピードで話せない。
デザインの仕事は、素人に毛が生えたぐらいしかできない。
そう、僕にはまだ、これくらいのことはできるため、
グンテルとフレイという
「世界でもっともつまらないキャラクター」を
最後まで、くたばるまで書き続けるのである。

グンテルとフレイだけは自分で決める

言ってしまえば、グンテルとフレイだけは、
グンテルとフレイの「賢い点を僕がその通り表現したい」のであって、
グンテルやフレイが別のおかしなキャラクターにならないなら、
特に、たとえばドラマチックなシナリオにどんな違いがあっても構わない。
僕はそんなにこだわりがあるわけじゃない。
だが、グンテルとフレイがおかしなキャラクターになると、
「それ以上、僕はこの仕事をすることができなくなる」。
だから、この仕事は聖なる誰も干渉できない仕事なのである。