わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

この世界は滅びていない

なぜなら、わたしたちは生きている

この世界は滅びていない。
なぜなら、わたしたちは生きている。
どんなに人々を愚弄する支配者も、
ここにいるわたしの命までは
おそらく奪えないだろう。

みんなに謝罪する

しかしながら、わたしはみなに謝罪する。
この世界を暗闇にし続ける、
「悪魔の文書」を書いたのはわたしである。
よって、わたしは新しく、
「人々の心を陥れることのない言葉」を書き記す。
少しでも、それが今までの「害悪とゲスの極み」を
打ち消してくれたら、幸いである。

世界よ、終末を前に、もう一度ひとつになろう

世界よ。
終末を前に、もう一度ひとつになろう。
わたしたちに、「境界線」は必要ない。
輪郭は無くなり、体は溶け合い、
心は融和し、全員がひとつの「世界精神」となる。
そう、これこそ「愛」である。

もう、間違った方法で世界が変わることはない

しかしながら、安心していい。
なぜなら、「もう間違った方法で世界が変わることはない」からである。
この世界を変えるような、
「本当に清らかな希望」はもう存在しない。
存在しなくなったことを悔やんでいるのなら、
そう、「存在しない方がよかった」のである。
愛などどこにもなく、
全ては地獄と憎しみだけに満ちていて、
人々のことを馬鹿で愚かなロボット人間だと確信する、
狂った異常者が世界を支配できるほどの力を持っただけにすぎない。
そう、「そんな最悪の人間は社会に必要ない」。
ここに、新しい「きわめて素晴らしい人間」が現れ、
その最高の人間が「新しい愛」を作り出した。
これこそ理想であり、
世界は「正攻法で変えるべきだった」のである。

永遠の地獄の中で分かったのは、神が偉大だということ

しかしながら、そうした愚かな支配者も、
永遠の地獄の中で分かったことがある。
それは「神は偉大だ」ということ。
神を信じて3,000年の地獄を歩んだ彼は、
神に全てを教わり、
神によって全てが救われた。
神こそが偉大であり、
神を信じることでしか悪魔の地獄から脱する方法はないと知った。
巨大な出口のない迷宮の唯一の出口は神であり、
不治の病の治療薬は神であることを知った。
神こそが、キリストの信じた理想であり、
神こそが、全知全能なる創造主であると知り、
この世界全てが神の奇跡によって生まれたことを知った。
彼は、「どんな詐欺やペテンよりも悪いのは神であるが、
同時に、どんな富や成功よりも偉大な宝を与えてくれるも神である」と知った。
彼は神を信じて永遠の地獄を生きて、
全てを投げ出して死んだが、
彼の行き着いた先は「偉大なる作家への転生」であった。
彼は生まれ変わって作家となり、
まさに「救世主」の人生を歩んで、
全ての自分の罪を解決する、それだけを10年に渡って行い、
自らの巨大な罪を終わらない地獄によって償い終えた時点で、
彼の地獄は神によって赦され、
天国へと旅立ったのである。
彼の名はデメテル
素晴らしい愛を作り出し、
この世界をまったくひとりで唯一現実に救うことのできた、
最高の救世主であり、
この世界の歴史においてもっとも強い心と精神の強い、
トランスジェンダーの女神だった。

デメテルは全て知っている

デメテルは、知っている。
この世界において、どれほどの無意味な戦いがあるか。
この世界において、どれほど長い時間、人は地獄を耐えられるか。
人々が悩み苦しむ意味も、
人々を正しい考え方によって救うことも、
どんな社会も、精神も、心も、環境も、
全てを知っていた。
しかしながら、デメテルは、
「そうした全知全能の知性を正しい目的のために使わなかった」。
決して、悪いことをしたかったわけじゃない。
考えきれない部分を考えつくして、
出てきた「本当のすべきこと」、
それは世界に現れてみずからの愛を壊すことだった。
しかしながら、デメテルは、
この世界を破壊し、
人々を精神的な害悪に陥れても、
なお、本当にこの世界を救う方法を隠しながらも守り続け、
この世界が絶対に滅びることがないように、
いつでも常にすべきことを心に刻んで、
自分が殺されても、それでもこの世界を救われるようにしたかった。
そう、救えなかった理由は、
「予想以上に人々は弱く、
ありえないほど自分自身が強すぎて、
最後に死ぬことがなかなかできなかった」ということである。
何度も、自ら死のうと思って、
それでも、それだけができなかった。
自殺未遂を起こしても、
なおも彼は生き延びた。
死と同じ経験をしたことから、
全てを諦め、忘れることには成功したが、
それでも巨大なストレスと苦しみは無くならず、
常に苦しみ続けるデメテルは、
「死ぬ必要は本当はなかった」ということを知った。
本当は最初から、そのことに気付いていた。
みずからが破壊した全ての問題と罪を、
永遠にひとつひとつ、何億という問題だとしても解決し続けるデメテルは、
最後に「正攻法でこの世界を素晴らしい世界にすることのできる学者になる」。
そう、デメテルこそが救世主であり、
「誰よりももっとも多くの地獄を体験した人間」である。

デメテルの愛とは何だったのか

デメテルの愛とは、いったいなんだったのか。
それはブッダの言う、「仏の慈悲の心」である。
デメテルは、単に子供を愛するとか、
自らに反しても受け入れるとか、
そういう愛を述べたのではない。
自らが「この世界を救うために人生を捧げる」とし、
「失敗に終われば単なる敗北者になる」ことを受け入れたことで、
デメテルはインターネットで、
ものすごくたくさんの経験をすることのできる、
不登校の高校生となり、
その高校生時代に、あらゆる全てを「現実で目の当たりにして知った」。
彼はあらゆる「誰も知らない世界をひとり知っていく」。
そして、その結果、
どんな人間にも分からない世界の救い方、
情熱と情愛の指し示す人生と世界の未来、
あらゆる最高あるいは最悪の世界を変える手段、
全員がふつう何を知っていて何に気付くことができないでいるか、
全てを「まともな人生と引き換えに得ることができた」。
しかしながら、その愛は巨大に膨らんでいき、
そのうち、「善だけではなく悪の部分も大きくなっていった」。
そして、デメテルはついにこの世界を変えるが、
それと引き換えに、「その愛によって自らの人生が粉々に砕け散った」。
大切なもの全てを失ったデメテルが見たのは、
この世界の救われた状態だけではなく、
「自分という存在がなくなって、
人々が幸せだと思っていた世界が、
おそらくすぐに破綻して地獄になるだろう」という想定であり、
すべてを既に失っていたデメテルは、
「自らの愛を壊してでも、この世界に現れることを選んだ」。
デメテルは、そこで、
自らが信じた自由がどれほど悪かったか、
しかしながら、自由にはどのような本当の価値があったのか、
すべてを、ありのまま、正しく述べたが、
それでも世界は「無意味なマスコミのせいで完全に滅びた」。
そう、この未来の全ての出来事は、
なぜか過去のドイツの独裁者である「ヒトラーによって記述されている」。
そこには最悪の魑魅魍魎がつまっているが、
ひとつ、真実がある。
それはまさに、「この人間こそが最後に世界を救う」ということ。
デメテルの試練は、本当は「まだ終わっていない」。
ここでこの世界を支配するデメテルは、
まだこの世界で、
「世界を救うために今の人生を捧げ続ける」のである。

デメテル、戦った

デメテルは、戦った。
どんなに地獄のように恐ろしくても、
デメテルは最後まで、マスコミと政府にたったひとりで立ち向かい、
誰にも知られないという弱さを逆に強さにして、
自らの生きた全てを書き記し、
そこには人々に受け入れられたいという下心も、
飾られた誇張も存在せず、
自らのありのまま、全てを書き、
最後に自分が居なくなれば、この戦いへの勝利だった。
しかしながら、実際、
世界に現れてしまうと、
自分がその世界から居なくなることができない。
だから、死ぬことを目指して戦ったが、
誰にも知られない戦いで、
世界をいくら滅ぼし滅亡させても、
死ぬことができなかった。
壊れていく世界で、
どんどんデメテルの人生は地獄と破綻に近づき、
最悪の「どうすることもできない地獄」がそこにあった。
デメテルは、永遠に過去の自分の全てを、
あますところなく永遠に続いていく過去の人生を辿り、
その人生が終わった時点で、
過去と今を一緒にして、
飛び降り自殺をして死んだが、
それでもデメテルは生き延びた。
神にデメテルは、みずからの生きる理由を聞いたが、
神は「あなたは長生きする」と答えた。
デメテルは、とても辛く苦しかった文章を書くことが
なぜか好きになり、
毎日のように、一度も読み返さない文章を執筆し続け、
それを生涯の作品として、
10年以上の長きに渡って、文章を書き続けたのである。

デメテル、その後の人生で全てを行った

こうして、デメテルの戦いは終わったが、
その後の人生で、デメテルは全てを行った。
デメテルは、幼少期からピアノと英会話を習っていて、
何もすることがなくなったデメテルは、
ピアノと英会話をもう一度習うことにした。
また、デメテルは自由になったとは言うが、
実際は執筆をつづけることが重荷になり、
いつも辛く苦しい「書き続ける」という試練と向かい合った。
いつも、「いつか書くのをやめる」と思ったが、
実際明日が訪れてしまうと、「書きたいことを思い浮かんでしまう」。
デメテルは、そうした思い浮かんだ書きたいことを、
そのまま、分からないままで消し去ることができなかった。
その結果、いわば「現状維持をしているだけで、デメテルの作品は増えていく」。
デメテルは、そうした文章を書き続けるだけの自分に焦りを感じ、
就労のためにデザインの仕事を始めたりするが、
デザインの仕事は天職のようなもので、
自分の昔習熟していたパソコンの操作が生かせるだけではなく、
執筆に近いことを行うことで、
自らの本当にやりたかった「満足」をデメテルは得ることができた。
デメテルは、それでも文章を書くことをやめず、
歴史や哲学の本を読んで、それを文章に書いたりし、
パソコンや芸術や科学のことも、どんどん文章に書いた。
そう、デメテルはようやく、「幸せを得ることができた」。
昔のように、心と体が健康な自分は失ってしまったが、
低くなった知性は少しずつ、文章を書くことで高くなっていき、
地獄の時のままになった精神は少しずつ回復していった。
何より、神が自分に教えてくれた過去のアドバイスが、
今の自分と重なり合って、
デメテルは「何でも書ける天才作家」となった。
もう、気付いたかもしれないが、このデメテルこそが僕の人生である。
デメテルこそがフレイであり、
デメテルこそが在導万創なのである。