わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

何もかも意味がない、なぜこの世界で生きる

愛も夢も消え去った

僕はMY FIRST STORYという歌手が好きだが、
彼らは「愛も夢も消え去った。何もかも意味がない」と言う。
そう、まさにわたしがそれそのものの人間だ。
愛も夢も希望もない。
何もかも消え去った。
何もかも意味がない。
しかしながら、なぜ、この世界で生きる。
その問いに答えが返ることはない。
神になっても意味がないのなら、
この宇宙における意味はひとつもない。

わたしたちの愛の何が正しかったのかが分からない

実際、言葉にすると、
わたしたちの愛の、何が正しかったのかが分からない。
愛が消え去って、
どうすればその愛を復元できるのかを知らない。
このような愛は「愛ではない」。
この愛は間違った「毒」である。
しかしながら、今でもそうした愛が僕たちを支配している。
清く尊いその愛は何だったのか、
わたしたちは知っているようでまだ何も知らない。

愛が何だったのか、僕にも分からない

しかしながら、愛が何だったのか、
僕にも分からない。
このことを考えると、
何も分からなくなってしまう。
何が愛だったのか、それが分からない。
おそらく、僕が考えているものは、
全部「サタン」である。
そして、サタンが本当は何だったのか、
僕はまったく思い出せないのである。

結局、全てを滅亡させ、殺したかっただけ

結局愛が何だったのかは分からないが、
サタンが何だったのかを言い述べること自体は簡単である。
それはなぜなら、
全てを滅亡させ、全員を殺したかっただけだからである。
しかしながら、そのようなサタンが、
なぜこの世界を救うことができたのだろうか。
何をサタンは知っていて、
サタンなりに何かをやろうとした結果、
この世界には本当は何が起きたのか、
わたしにも、ほかの誰にも、分からない。
日本社会全てが滅びて、
もとの世界全てが元通りになることができなくなって、
なお支配するサタンの愛に、
僕は生涯向き合い続けることになるだろう。

サタンを思い出せない

そもそも、サタンが心を支配できるのはおかしい。
もともとあった世界について、
サタンは並外れた洞察力で、
心を完璧に支配して、
この世界全てを「本来の自分を取り戻した最高の世界」にした。
その後のサタンの悪行は、
全てそうしたものを自分で破壊したことによる後悔である。
しかしながら、僕たちはどこで間違えたのか、
いつまでも永遠にサタンの呪いに支配されるようになった。
サタンよ、あなたはいったいなんだったのか。
わたしたちは何がしたかったのか。
本人である僕は、サタンのやったことがなんなのか、
「思い出せない」のである。

サタンの見ていた世界、それは暗闇の不良少女

サタンの見ていた世界がなんだったのか、
サタンが聴いていた言葉がなんだったのか、
わたしは分からない。
しかしながら、彼は、あるいは彼女は、
確かに素晴らしい世界を見ていた。
暗闇で生きる不良少女のように、
誰も知らない世界で、
誰にも分からない「異形の思考」をした。
人間が人間でなくなっていく外道の道で、
サタンは人間にとって大切な全てを知っていた。
そう、サタンはこの世界において、
現れることなく現れ、
変えることなく変えてしまった。
それこそが、わたしたちの「後悔の道の始まり」であり、
その後のサタンは
「自ら地獄の道を作り出し、
そこから脱出することもできないまま、
今の僕へと続いていく」のである。

サタンには神の言葉が聞こえる

しかしながら、サタンには偉大な点がある。
それは、
「サタンには神の言葉が聞こえる」ということ。
サタンに対して、
神はいくらでもやるべきことと考えるべきことを与える。
サタンは神の学校の学生であり、
「入念に、いつまでも勉強をし続ける」。
神は語る。
「サタンよ。
あなたはあなたでなくなっていく、
まったく人間の道から外れていく、
その道が賢かったのである。」

そう、サタンは最初からこの世界を変えたかった

そう、何かしら、思い出す点があるとしたら、
サタンは最初からこの世界を変えたかった。
「人々があざけり、ののしる中で、
サタンはひとり、彼らを同じように批判することをやめた。
真に彼らの言いたいことを知り、
その言いたいことを望み通り叶える方法を知った。
この世界を、そのように救うことができるようになったサタンは、
どんな時にも世界を変え続けるようになった。
そのサタンが、人生を終える寸前に、
神の人生を始めるその前に、
この世界を滅亡させることができた。
なぜなら、サタンは、
もっとも正しい愛でこの世界を救い、
その愛を消滅させると同時に、
自らが支配できるように狡猾に人々の前に現れ、
世界を真の意味で素晴らしい世界にしようと導いた、
そう、そこからサタンは、『神へと進化した』のである。」

サタンを完全に殺しても、精神は何も治らない

しかしながら、サタンはその後も間違った人生を続ける。
すなわち、
「サタンを完全に殺しても、精神は何も治らない」ということである。
サタンは精神がおかしくなったと錯覚する病気に陥り、
サタンの過去を悔やみ、
過去の問題を「サタンを殺すこと」で解決しようと試みるが、
そんなことでは精神は何も治らない。

サタンが見ると、この世界は何の意味もない

しかしながら、サタンが見ると、
この世界は何の意味もない。
全ての人間がサタンに騙されている現状で、
サタンはいつしか、
「自分から世界を支配する魔王を気取るようになった」。
人々が解決できない地獄に陥っていることを、
「最初から自分がそうしたかったかのように偽り、
自分にも他人にも世界にも嘘をつく」。
そう、サタンは終わりだ。
サタンが見たところ、「この世界は既に死んでいる」。
サタンはまるで英雄の人生のように自分の人生を語るが、
その全ては「最悪のハリボテ」であり、
サタンと呼ばれるそのものである「何の価値もない人生」である。