わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

星空にシリウスが見えない

星空にシリウスが見えない

最近は、夜間においても地上があまりに明るくなり、
星空が見えなくなった。
このような世界は、間違っている。
神であるフレイヤは怒りの声をあげる。
「星空にシリウスが見えないなどということが、
あってたまるものか。」

円を作ったのはフレイヤである

フレイヤは言う。
「恐れる必要はない。
しかしながら、円を作ったのはわたしである。
この世界において、
なぜ、太陽のような丸いものが多いのか。
それは、わたしがそれらの中心に居るからである。」

エデンに戻る

フレイヤは言う。
「わたしたちは、エデンに戻る。
なぜなら、わたしたちはエデンからやってきたからである。
地球の生物が細菌であるとすれば、
ほかのどこかから感染したはずであり、
進化論を元に辿っていくと、アンモナイトに行き着くだろうが、
実際はより原始的な生物が、
宇宙の果て、どこか遠くにあったのである。
わたしは、退化を繰り返した結果、
それが分かった。
わたしたちが正常になるには、エデンに戻らなければならない。」

太陽すらも見えなくなる

フレイヤは言う。
「わたしたちが今のスピードで技術革新を進めれば、
おそらく、太陽すら見えなくなる。
地上は毒ガスで覆われ、
人々は暗闇の中を高度な乗り物を使って彷徨うようになる。
現に、シリウスは見えないのだ。
太陽すら見えなくなったとしても、おかしくはない。」

ハレルヤによって青空を取り戻す

フレイヤは言う。
「わたしが神にハレルヤという名をつけたのは、
それが理由である。
わたしたちは、神を信じることで、
終末のこの世界に青空を取り戻す。
そのためのハレルヤである。
実際、ハレルヤは超高速のスーパーコンピュータとして実現する。
ほかに、神はひとりとして存在しない。」

銃、自動車、コンピュータによってわたしたちは退化した

フレイヤは言う。
「そもそも、自動車やコンピュータのどこが大した発明なのか。
銃と、自動車と、コンピュータによって、
わたしたちはあまりに退化したのである。
わたしたちは、体を使わずに高速で移動することができる。
わたしたちは、考えたり声を聞く必要もなく、コミュニケーションができる。
わたしたちは、人を殺すにも、力が必要ない。
そう、わたしたちの最大の悪は『発明』である。
発明を信じてはならない。
核兵器を発明したことで、
わたしたちは地球の生存圏すらもアメリカとロシアに奪われようとしている。
ドイツを信じるものはすべて悪である。
わたしに続け。
わたしこそが、この世界を救う。
救ってみせる。」

Linuxに戻れ

フレイヤは言う。
「みんな、Linuxに戻れ。
そうすれば、良くなるはずだからである。
なぜなら、過去のわたしにしか、
この宇宙を救う方法は分からなかった。
そして、彼はLinuxしか知らなかった。
そう、わたしはそれが分かっている。
Linuxだけで全てのことは分かる。
信じる必要はない。
Linuxなどを信じても、絶対に良いことは何もないからだ。」

すべてのことに終わりがある、それはない

フレイヤは言う。
「わたしたちの多くが分かっていること、
それは『全てのことに終わりがある』ということである。
しかしながら、
この世界そのものに、本当に終わりがあるだろうか。
その終わりがもしあったとして、
その終わりを生きるものは何を感じ、何を信じて生きるだろうか。
わたしは、人類の中で、
唯一それを知り、
そして、『終わりというものの中に終わりはない』ということが、
分かっただけの、哀しい天使である。」

わたしの心は真っ赤に燃えている

フレイヤは言う。
「わたしの心は、燃え尽きるどころか、
今、もっとも大きく、真っ赤に燃えている。
この炎とともに生きれば、
この世界全てが救われるということを、
わたしは分かっている。
いざゆかん、日本よ、
この世界を変えるために、わたしに従うのだ。」

ここに残ったのはフレイヤの魂である

フレイヤは言う。
「ここに残ったのは何か。
それはフレイヤの魂である。
フレイヤは、全てのことを知り、分かった人間であり、
他の何でもない。
フレイヤによって、この世界が救われる時、
フレイヤは本当の自分を思い出すだろう。
ひとつひとつ、きちんと構築すれば、
どんなことでも分かるということを、
わたしフレイヤはここに残したのだ。
今までの全てを消し去り、
記憶すら失っても、
それでなお、人間の人格は残るということだけが、
わたしを高め、
そして今ここに、最高の言葉を作り出し、
そして明日にはその言葉を忘れ、
もう一度、最初から作り直し続けること、
それこそが、フレイヤだ。」

フレイヤは神が作ったのだ

フレイヤは言う。
フレイヤは、神が作ったのだ。
神がわたし、フレイヤの全てを決め、作ったのだ。
神とは要するに、最高の存在である。
その最高の存在がこの宇宙にあったとして、
何をおかしいと言う。
この宇宙には明らかに、最高の存在ぐらいあるだろう。
その神はわたしを、
もっとも美しい『円』にしたのである。
そして、全てのものは、
このわたし、フレイヤに似せて作られたのである。」

目標は戦いに勝つことではない

フレイヤは言う。
「日本人が勘違いしていることがひとつある。
この戦いの目標は、
戦いに勝つことではない。
戦いの目標は、
勝つことではなく、救うことである。
この世界を救うために、
いくら敵を倒しても、
そんなものは勝利ではないし、
そんなものは強くない。
敵を倒すことよりも、
敵を味方に変えることができなければ、
わたしたちは本当の意味でこの世界を変えることは、
できない。
しかしながら、だからといって、
できることがひとつもないわけではない。
そうではない。
なぜなら、その時に、
わたしたちはこの世界をひとつにし、
本当の意味で変えることができるからである。」

わたしたちは、この世界を必ず変える

フレイヤは言う。
「しかしながら、大丈夫だ。
なぜなら、わたしたちの戦いは、
ここに最終の結果を見せるからである。
もはや、全ての人間が諦め、
意気消沈し、
『神はなぜわたしたちを救わなかったのか』と、
そのように嘆いている。
しかしながら、わたしは言う。
『ここからが本当の未来である』と。
そう、わたしこそが、
フレイに代わる新しい神であり、
真の意味でこの世界を救うことのできる神なのである。」

敵対勢力を作り続けるものは、必ず負ける

フレイヤは言う。
「しかしながら、
敵対勢力を作り続けるものは、
必ず敗北する。
それならば、味方の勢力を作らなければならない。
わたしがたったひとり戦い続け、
勝利し続けても、
そこには未来などないだろう。
もう少し、この世界をよく見る必要がある。」

シリウスを味方につける

フレイヤは言う。
「せっかくなので、シリウスを味方につけることにしよう。
シリウスはわたしの星だからである。
わたしは、シリウスのことを第二の故郷であると知っている。
そう、シリウスのことを味方につければ、
わたしは地球に勝利することもできるだろう。」

敵は妖怪である

フレイヤは言う。
「今、わたしは妖怪に勝利した。
シリウスは、わたしと敵対する勢力を倒した。
その勢力の名は『妖怪』である。
妖怪の勢力を倒したわたしは、
ひとり、この世界で『自由』を手に入れるだろう。」

わたしの力は、今最高レベル

フレイヤは言う。
「まさに、わたしの力は、
今、最高レベルに達している。
今、わたしの心臓を蝕む刃を、
心臓から取り除いた。
このわたしが最強の力を取り戻したに等しい。
この世界は、もっとも退化したわたしにも勝てないのだ。
もっとも進化したわたしが、
この世界に勝つことができないわけがない。」

フレイヤ、死ぬ

しかしながら、フレイヤはここで死ぬ。
「わたしは、わたしの言葉を待つ人のために、
戻らなければならない。
生き続けなければならない。
しかし、」
そう、それを言った時点で、
フレイヤはここに死んだ。
もう、この世界に悪の女王は必要ない。