マントル内部での対流と地殻プレートの移動
地球の内部には、非常に熱い(高温の)「マントル」がある。
このマントルの内部では、いくらかの対流(ぐるぐる回る流れ)が起きている。
これに地殻(地球の表面)のプレート(岩盤)が乗っかっていて、少しずつ動いている。いわば、プレートを下から動かしている。
プレートとプレートがぶつかる場所では、プレートの「すれ違い」や「もぐりこみ」などが発生する。
このため、プレートどうしがぶつかる場所では、大きな力が発生する。
特に、岩盤にもぐりこみの強い力がかかり続け、それが耐えられなくなると、巨大な「ずれ」が発生して地震が発生する。
南海トラフ地震のように、「必ず定期的に起きる」地震というものがある。
これは、過去の発生を見て、定期的に地震が計測されているからである。
それは、もぐりこみのような強い力が常ににかかり、定期的にずれを生じさせるからである。
南海トラフ地震は、もし起きたとしたら巨大な死者と経済損失を起こすことが分かっている。よって、国としても対策をしないといけない。