わたしの名はフレイ 作家・デザイナー見習い
神々とともに生きる詩人 一等星シリウスの導きを信じて

イギリス・アメリカ・ドイツ・フランス

EU

EUの理念

EUの理念として良く知られているのは、「ヨーロッパから戦争をなくす」こと。

さまざまな理由で対立し、総力戦のように強大な力でヨーロッパ全体を滅ぼすかのように強大化していった強国同士が、「もう戦争はしません」と言って、平和にすることがEUの第一の目的。

もう一つの目的が、グローバル化に伴う経済協力。国境や関税を無くし、自由に人とものと金の出入りができるようにすることで、世界全体から見ればもう決して最高の豊かさではないヨーロッパ諸国が、歩み寄って協力してアメリカやソ連・中国などの大国に経済力で競っていこうとする考え方。

EUはどんどん加盟国が増えており、旧東側諸国やバルト三国のような旧ソ連の国にすら広がっている。

EU反対派(離脱派)の言い分

最近では、イギリスがEUからの離脱を国民投票で決めたように、EUに否定的な意見がよく言われている。

まず挙げられるのは、ギリシャのような財政破綻した国をEUがどのように支援していくか。ドイツなどはギリシャ寄りの政策をするあまり、ドイツやヨーロッパ全体の利益を損ねている。

そして、もうひとつ言えるのが、難民や移民の問題である。国境なく出入りを許したことで、不正なものに対しても流入を許してしまった。EUの決まりで割り当てられる「移民や難民の受けいれ目標」は、社会をもともとの住民のものではなく、移動してきた別の、時に不正な集団に明け渡している。

イギリスなどのEU反対派は、「私たちは長い間イギリス政府に税金を払ってきた。サービスを受けられるべきなのはわれわれイギリス人である。それを先日やってきた移民が受けるのはおかしい」と言ったりする。

これが、ヒトラーのような極右思想に利用されて、「EUを否定するか、自国の自由を否定するか」という論調になっている。イギリスが離脱に賛成したのに呼応するように、ヨーロッパ中に「反EUの極右指導者」が増えている。

EU賛成派(残留派)の言い分

これに対して、EU賛成派の言い分は、「EUにも良い点はある」ということ。

賛成派は、EUの「みんなで協力する」という理想は良いものだとして、「平和でグローバルな経済協力をもっとしていくべきだ」とする意見に賛成する。

アメリカのトランプ大統領は、アメリカ・ファーストで外国のもの全てに関税をかけ、国境に壁を作って不法移民が入らないようにする(どこまで効果があるかは不明)という政策を掲げているが、これに対して、「EUはグローバルで、保護主義に反対する」という人は、保守派の中にも多い。EUには世界中のたくさんの企業の本社があり、イギリスが離脱すればEUと関税のない自由な交易はできなくなる。それは避けたい経済学者や政治家も多い。

ヨーロッパは戦国時代のまま

僕は、ヨーロッパは進んだ地域に見えて、本当はとても遅れた地域だと思います。

それは、ヨーロッパはそれぞれの国が独立していて、言ってしまえば戦国時代のままだからです。

EUも形成されつつありますが、イギリスのジョンソン首相など、EUから脱退する動きが今後加速するでしょう。

逆に、日本の戦国時代は、ヨーロッパの今のようなものです。日本はヨーロッパのはるか先を行っているのです。インドや中国なども、巨大な地域をそれぞれ統一していて、ヨーロッパよりも進歩のレベルは高いのではないかと僕は思います。

イギリス

近代日本のモデル

イギリスには、世界に先んじて起こった民主主義の革命であるイギリス市民革命が起きると同時に、蒸気機関による産業革命が起き、工場で人が単純作業をして働くスタイルを確立しました。

その内実は、「最強の帝国」でした。どこの国にも負けることがなく、植民地をどんどん作って、原住民から資源と土地を奪い、最大の領土を拡大しました。

彼らは決して悪いだけではなく、さまざまな発明品を、エジソンなど、多くの科学者が作りました。(注記:後になって知ったのは、エジソンアメリカ人であるとのこと。それでも、ニュートンのように、イギリスには科学者が多い。)

イギリス市民革命では、議会制民主主義を達成して、立憲君主制を実現しました。

こうしたイギリスの社会制度と文化・科学技術を、明治維新以降の日本では、「理想の国のモデル」としてきました。富国強兵を叫びながら、「イギリスを真似して追いつけ追い越せ」とやってきたのです。

戦争でイギリスやアメリカと戦った日本ですが、それはイギリスの悪い面を見たからです。特に、アメリカでは人種差別が、イギリスでは植民地の奴隷化が盛んでした。それらに対して反抗しただけであり、イギリスを賢くない馬鹿な国だと思っていた人はひとりもいなかったと思います。

政治経済と科学技術の両面で新しかった国

イギリスは、イギリス市民革命と産業革命が起きた国です。政治経済、社会、交通、軍事の面と、科学、技術、近代化の面から、先進的な国でした。

イギリス市民革命

イギリスでは、世界に先んじて二つの「イギリス市民革命」が起きました。ピューリタン革命と名誉革命です。

イギリスは市民革命で、議会制民主主義や三権分立の考え方をはじめて、この世界で社会制度として提唱・実現しました。

ピューリタン革命は、カルヴァン派プロテスタントの革命であり、クロムウェルが禁欲主義的な独裁政治を行いました。

名誉革命では国王は無血で交替させられ、先の議会制民主主義の考え方を実現しました。

イギリスで今では定着している、立憲君主制の考え方や、「君臨すれども統治せず」という、国王は象徴として人々の上に君臨するけれども政治には口を出さない、という考え方は、ここに原型を見ることができます。

産業革命

イギリスでは、もうひとつ、科学技術的な革命が起きます。それが産業革命です。

産業革命では、蒸気機関が発明されました。蒸気機関とは、熱した水が水蒸気になる時の体積の膨張エネルギー、「膨らもうとするエネルギー」を利用することで、巨大なエネルギーを得られる、という発明です。

蒸気機関蒸気機関車(鉄道)や蒸気船に応用されました。蒸気機関車によって、鉄道が都会と田舎を結び、線路は国全体に広がりました。人々は簡単に田舎と都会を行き来することができるようになり、山の中の村でも新鮮な海の幸を食べることができるようになりました。アメリカでは大陸横断鉄道が作られ、辺境に住んで広大な農地を耕作できるようになりました。

また、蒸気船の技術は、大砲を積んだ巨大な軍艦を作ることができるようになりました。軍事力の増強とともに、長い航海が可能になり、イギリスは最強の軍事力を持って地球のあらゆる場所に出向くことができるようになりました。

イギリスは世界中に赴いて貿易や交易、場合によっては占領した上で植民地化を行いました。北アメリカやオーストラリアなどに移民を送り、インドなどを植民地化しました。まさに「世界を小さくした国」であると言えるでしょう。

工場労働者の労働条件

また、産業革命による功罪として、工場労働者の増加が挙げられます。それまでの産業は完全に塗り替わり、人々は手工芸を行うのではなく、工場で大量に機械を製造するようになりました。

ですが、工場労働者の労働条件は良いものではありませんでした。大量の労働者をロボットのように長時間労働させ、工場の生産手段を独占する資本家が搾取で儲けるようになりました。

工場という生産システムを得た資本家(金持ち)はますます豊かになり、労働者は長時間労働を強いられました。格差が広がり、一般的な労働者は弱い立場で失業を恐れながら働くようになりました。

このことが、社会主義の運動を大きく引き伸ばします。社会主義者は労働者の労働条件の待遇を改善することを望み、革命によって暴力的な手段で社会所有を実現するように資本家や権力者に迫りました。

大英帝国の栄華と衰退

大英帝国は、その圧倒的な軍事力と先進的な社会制度によって、世界を席巻します。

フランスなどと競いながら、世界中に植民地を作り、世界分割を行いました。世界大戦では、フランスなどとともに、持てる国と持たざる国の戦いで「持てる国」の立場から勝利を収めました。

しかし、イギリスの栄華は衰退していきます。イギリスや他のヨーロッパ各地からの移民が大勢をしめ、イギリスの植民地だったアメリカ合衆国が独立し、工業大国として発展すると、しだいに世界の覇者はイギリスからアメリカへと移っていきました。

イギリス国教会

イギリスはほかのヨーロッパの諸国と異なり、自分の国の独自の宗派であるイギリス国教会を持っている。これはプロテスタントの宗派の1つ。カトリックを信じているアイルランドと良く争いになる。

グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国

イギリスの正式名称は、「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」ととても長い。これは、グレート・ブリテン島全体とアイルランド島の中の北部エリアにまたがる、スコットランドウェールズイングランド北アイルランドの4つの王国を連合した「United Kingdom」(連合王国)であることに由来する。

名前から分かる通り、アイルランドと領土関係や宗教の宗派の問題などで、長い間対立している。4つの国の連合であることから、国民には独立性と国際協調の争いや隔たり、バランスを求める声がある。また、EUや海外の領土・植民地の問題もあり、「ヨーロッパを取るべきか、世界とまたがる大英帝国を取るべきか」ということで問題になることが多い。

英国連邦

海外領土や植民地などを含めて、世界の領土としてのイギリスには、カナダやオーストラリア、ニュージーランドなども含まれる。イギリスはこうした海外領土を集めて連邦を形成しており、「イギリス連邦」とか「英国連邦」と呼ばれる。

太陽の沈まない国

イギリスは海外に多くの植民地を得たことから、スペインと並んで「太陽の沈まない国」と呼ばれたが、1960~70年代には独立が続き「太陽の沈む国」となってしまった。

世界の女王陛下

イギリスの女王陛下はエリザベス女王。国家の元首としては、イギリス連合王国だけではなく、カナダやオーストラリア、そして太平洋の島国でも、エリザベス女王国家元首として、その上で首相を民主主義の投票で決めている国が多い。

EU離脱問題

最近は、EU離脱スコットランドの独立で、「ブレグジット」と呼ばれる事態が起こっている。一度国民投票EU離脱が可決してものの、「やっぱり離脱したくない」と言っている人が多いのである。EUからの離脱はそんなに簡単に決まって良いわけではない。何も考えずに離脱に投票した人間も多い。

本当は三月に離脱だったはずなのに、メイ首相はEUにどれくらい残るのかという点で、明確に「完全に離脱する」ということを示すことができず、さまざまな問題からEUに不完全な形で残る(完全に離脱できない)部分が生まれかけており、完全に離脱すべきだと言っている賛成派と離脱すべきでないと言っている反対派のおかげで、議会で離脱法案を可決することができず、十月まで延期されることになっている。

もう一度国民投票すれば良いのではないか、と言っている人も居るが、その後に何度も国民投票しろと「歯止めがきかなくなる」のを恐れているため、再度の国民投票はしないことになっている、ということらしい。ただ本当は、再度の国民投票もあり得ると言われており、解散総選挙もあり得ると言われている。

イギリスのジョンソン首相はヤバイ

僕が思うに、今のイギリスはヤバい方向に向かっています。それは、ジョンソンという新しい首相が、EUからの離脱を延期するなら総選挙だと言っているからです。

ジョンソンは、見ていると、昔の僕と同じです。誰かがセーブしなければ、ひとりだけでどこまでも突き進んでしまう人間です。

ジョンソンは賭けのような人間です。良い方向に行けば、繁栄したビジョンと理性のある国になりますが、悪い方向に行けば、国を完全に滅ぼしていつまでも崩壊する方向へ歩み続けるようになります。

そして、僕は良い方向に行く可能性よりも、悪い方向へ行く可能性の方が高いと思います。イギリスは終わりです。完全に崩壊して終わりになるでしょう。

英国の美しい女王、妃、首相

英国の美しい女王としては、現在のエリザベス女王も挙げられるかもしれませんが、人気があるのはヴィクトリア女王です。とても美しく、そして強大な女王でした。

また、チャールズ皇太子と結婚したダイアナ妃は多くの男を魅了し、今でも人気です。

首相としては、鉄の女サッチャーが挙げられます。新自由主義を指導し、資本主義の右翼的な政策を行いました。

アメリ

アメリカに対するあこがれ

日本は、太平洋戦争でアメリカに敗れましたが、それ以後は逆に「アメリカへの憧れ」のようなものが強くなっていったと思います。

最初のテレビで映ったのは、アメリカの番組でした。「アメリカではあんなに豊かな暮らしをしているのか」と人々は釘付けになりました。

戦後、日本は日米同盟を基軸にやってきました。平和憲法アメリカが作ったものです。アメリカはかっこよかった。今、トランプになって、それを思い出します。

日本でもアメリカのIT製品を使う

また、最近では日本でもアメリカのIT製品を使います。

特に言えるのは、Windows, Google, iPhone, Android, Amazon, Facebookなどです。こうしたアメリカのIT製品とITサービスが日本にもどんどんやってきています。

一時期は、「日の丸半導体」と呼ばれる日本のお家芸だった半導体製造技術ですが、最近はアメリカに負けています。今から、日本からアメリカに対抗できるほどのサービスを作れなければ、日本はやばいと思います。

アメリカの高い技術力

そして、アメリカには最先端の科学と、高い技術力があります。

たとえば、宇宙開発では、アメリカ、ロシア、そして中国などが日本よりもはるかに上を行っています。

また、昔から、アメリカは高いコンピュータ技術があります。これはIBMやDECなど、はるか昔の「IT古代」から続く、アメリカの「最高のコンピュータ科学」の伝統です。

そして、アメリカというと、何より高いのが軍事技術です。昔はソビエト製の兵器がたくさんあり、ソ連によるカラシニコフはとても大量に作られましたが、今はアメリカの軍事力に打ち勝つことのできるものはいません。

最近のアメリカは、完全に「一強」時代を迎えています。経済学者イアン・ブレマーは主要なリーダー不在のG0時代を予言しましたが、今の世界は完全にアメリカの一強状態です。それは、IT企業がGAFAのようにとてもたくさん生まれ、そして桁違いの利益をむさぼっているように、「アメリカにしか何もできない」時代になったからです。

トランプのように、僕は「最近のアメリカは信用できない」と言いますが、これを言うと「昔からアメリカは信用できなかった」と言われますが、それでも、僕は最近のアメリカのありえないほどの愚かさには懸念を示します。

アメリカ一強時代なんか、何の意味もありません。儲かっているのは数パーセントにも満たない資本家と金持ちだけで、他のほとんどの国民は勝ち組と負け組に分かれて、貧困層ばかり増え、彼らは治安が悪い中で強盗や麻薬の密売をしています。中間層が食べるのはジャンクフードのマクドナルドかKFCで、貧困層はいくら働いても報われないのです。日本の方がはるかに良い国なのに、なぜかアメリカ一強なのです。トランプは中国を相手に貿易戦争をして、それでもアメリカは好景気なのです。こんな国があって、この地球が正常なわけがありません。

英国は歴史に基づいているが、アメリカは哲学に基づいている

サッチャーだったか誰かが言っていたこととして、「英国やヨーロッパは歴史に基づいているが、アメリカは哲学に基づいている」ということがよく言われる。

ソ連と同じ人工国家の超大国であるアメリカは、移民の国であるため歴史がないことが知られているが、そこには「アメリカの自由な哲学」というものがあるとよく言われる。

アメリカは、人権侵害、特に自由な権利の不当な制限について、とても厳しい態度を取る。そして、ロックなどの思想もありながら、アメリカ独自の「自由であること」という哲学があるのである。

民主主義といっても、アメリカはヨーロッパのような伝統的な民主主義をしない。自由で、開放感のある「創造的な民主主義」を行う。

ただし、この「自由」については二つの問題がある。ひとつは、反知性的な側面があること。もうひとつは、格差が必ず生まれること。

反知性的な側面とは、マイケル・ジャクソンや今のトランプ大統領のような、「馬鹿をおおっぴらに出す」という精神である。これはマクドナルドやKFCなどのジャンク・フードにも言える。マクドナルドやコカコーラは、世界中を馬鹿にしている。

もうひとつは、格差である。アメリカの全部の富が100%あったとして、そのほとんど、99%を少数の大富豪が持っているような状態を考えてみてほしい。これでは、アメリカの全部の富が、1%しかないのと同じことである。だから、アメリカに行っても、人々は全く豊かな生活をしていない。ニューヨーカーはうるさい洋楽の中をジャンクフードを食べて生活し、路上には貧乏人であふれている。必ずギャングのような犯罪者じみた人間がどこにもうろうろしている。そういう国だから、銃社会アメリカはメキシコやブラジルと大して変わらない。危険そのもの、そして不幸そのものである。

アメリカは賢くない

社会として洗練されているドイツに比べて、一応アメリカは経済力で勝っている。

しかしながら、日本人の僕が根拠なく思うことは、アメリカは単純に世界の頂点となるような先進技術を学べる機会が多いだけであり、社会としては必ずしも整っていないと思う。

日本では当たり前の国民皆保険制度すらなく、銃が蔓延し治安の悪さはトランプの言うメキシコ並みにひどい。

それでも経済力があるのは超一流のIT企業が多いためではないかと僕は思う。完全にMicrosoftGAFAのおかげである。

アメリカは大手IT企業の巨大な資本力を失えば終わりであり、僕はその日は近づいていると思う。完全にアメリカが日本に負ける日が必ず来るだろう。トヨタとNTTが未来都市スマートシティを作るというが、これが成功すれば日本はGAFAに対抗できると僕は思う。

アメリカには機会の平等という考え方がある

これでは、アメリカには何の思想も理想もない国であると言われるかもしれない。

だが、アメリカにはもっとも正しい正義の理想である、「機会の平等」がある。

機会とはチャンスのことだが、チャンスとは何か賭けやハイリスク・ローリターンのようなものであると日本人は考えるかもしれない。だが、機会とはすなわち、「それに関わることのできる人々を増やす」という意味合いがある。

アメリカ人は、何もできずに強制的に支配されるのは好まない。支配されるのであれば、「自分もその支配に関わったり、参加したり、影響力を行使したりすることができる」ということを好む。

つまり、アメリカ人は長を決めるのであっても、必ずみんなで決める。そして、みんなが関わることのできる可能性が最大になるように、連邦の州や州兵や州の法律などを決める。

人々は、ソ連のように独裁者に支配されることがなく、アメリカ人みんなの「民意」が必ず反映される。

同時に、政治だけでなく、経済や成功においても、「アメリカン・ドリームズ」という考え方がある。黒人のマイケル・ジャクソンがスーパーヒーローになったように「どんなに低い階層や身分でも、努力すれば成功できる」という考え方をアメリカ人は好む。

また、アメリカには「フロンティア・スピリット」がある。これは、「新しい分野や領域をみんなで一番に開拓していこう」という考え方で、新しいIT産業や新しい科学技術などで、「新しい領域」があれば、それを真っ先に研究し、真っ先に実現していく。これが、アメリカの最も大きな強みであり、MicrosoftGAFAを生み出すことのできる「精神的土壌」ではないだろうか。

アメリカは、大量消費文化で、あけっぴろげなところがあるが、意外と、「自己犠牲の精神」を好むところがある。自らの手間や努力を犠牲にして、誰かのために自分の努力を捧げる、という考え方をなぜかアメリカは好む。宗教的なところに由来するのかもしれない。

また、アメリカは移民の国である。よって、「最初はどんな人か分からなくても、来るものは拒まない」。もし日本人であったとしても、アメリカに行けばアメリカ人と同じように受け入れられ、コミュニティの一員として迎えてくれる。これが「合衆国」の理想である。

そのような哲学があって、アメリカは「ナンバーワン」の王国になったのである。

アメリカの金持ちは頑張っている

アメリカの負の側面として、「ほとんどすべてが金で決まる」ということが言える。

大学の授業料も高く学生ローンを組むのが普通で、病院でも国民皆保険制度がなく実費で医療費を払わなければならない。

金持ちは豊かな暮らしができるが、貧乏人はいくら働いても報われることがなく、格差がどんどん広がっていく。

だが、だからといって、金持ちがみんな、金を無駄にするわけではない。それどころか、ビル・ゲイツのような「本当のエスタブリッシュメント層」は、お金の無駄遣いにとても敏感である。

ビル・ゲイツの逸話として知られているのは、来日するために飛行機に乗った時のこと。日本マイクロソフトは、ビル・ゲイツのためにファーストクラスの席を用意した。だが、これに対してゲイツは激怒する。「たった1時間あまりのフライトのために何でファーストクラスの席を用意するんだ。日本マイクロソフトは、そんなに金を無駄にする会社なのか」と。

これはビル・ゲイツだけの話であると思われるかもしれないが、アメリカの金持ちというのは、何もせず贅沢な暮らしをしているだけの金持ちなどほとんどいない。多くの金持ちが社長や上級幹部で、自らの会社のために身を粉にして働いている。そう、アメリカは確かに「金の王国」だが、それは単なる「王者の貫禄」ではなく、「与えられるべき人間に対する正当な報酬」なのである。

アメリカ開拓民

アメリカ大陸には、開拓民の移民がたくさんヨーロッパから移住した。

当時、たくさんの人々が集まって、言語も文化も違う中、移動馬車によって少しずつ町が作られ、西部を開拓してアパッチなどのインディアン(最近はインド人と区別するためにネイティブ・アメリカンと呼ぶ)の居住地を銃で征服していった。

開拓民は、新しい町を作って、最初に作ったのは博物館だった。当時、学校(スクール)よりも先に生まれたのは、博物館(ミュージアム)だった。それぞれの人が自国の文化を紹介し、歴史や文化を展示することで、人々は交流し、「文化を共有」したのである。学校を開こうにも、英語やフランス語などさまざまな言語があって開けなかった。人々は文化をミュージアムで共有し、そこから新しい学校を作っていった。

人々は、平和を守るためにシェリフ(保安官)を任命した。シェリフは、作られたばかりの町で、それぞれの人々が公平かつ平和に生きられるように町の安全を保つ。銃を持っていて、何かいざこざが起きた時はシェリフに優位性がある。そのため、少し乱暴な行いをしたものには、シェリフは銃を撃つ権利があった。

そのうち、西部開拓ののちに、それぞれの州ごとに法律が生まれる。ここで、工業が盛んだった北部と、農業が盛んで黒人奴隷をたくさんアフリカから連れてきた南部が、黒人の奴隷制を巡って戦争を起こした。これが南北戦争で、リンカーンが「人民による人民のための人民の政治」と言って、北部の奴隷制を否定する勢力が勝利し、アメリカに奴隷制は無くなった。

だが、その後も根強く黒人に対する差別は民衆の間で続いた。この解消は1950年代の公民権運動を待つことになる。

リメンバー・パールハーバー

アメリカと日本の戦争である太平洋戦争は、最初のうち「勝てる」なんてことを日本の軍部は国民に訴えていたが、それは国民が政府にはむかうことを禁止するために言っていたことで、実際は勝てるわけがなかった。

特に、東条英機の前の首相である近衛文麿は、なんとしてでもアメリカとの戦争を避けたかった。

アメリカから見れば、日本人は勝てるわけがないのにアメリカにたてつこうとする、「おかしな国民」である。彼らは真珠湾を奇襲した日本を「リメンバー・パールハーバー」というスローガンのもと、「赤子の手をひねる」ように勝ったのである。

そして、アメリカは日本に原子爆弾を二つ落として勝利した。アメリカは日本にマッカーサー率いるGHQの下、「もう戦争をするな。軍隊を持つな。民主主義国家になれ」とする新しい日本国憲法を作った。これを「アメリカ本位のおかしな憲法」だとする日本の自民党右翼は分かっていない。アメリカが正しい。日本はもう、軍隊を持ってはいけない。すぐに再びアメリカと戦争にしかならない。民主主義国家になれば、良い国になる。子供のように何も分からない日本に対して、アメリカは「正しい薬」を投入しただけにすぎない。日本に日本国憲法があれば、それで日本はきちんと良い国になる。まさに、その通りになった。アメリカに負けて、日本は進んだ現代国家になった。日本は今、北朝鮮に対して、同じことをするべきである。

二大政党制の民主主義

アメリカは州によって多様性がある反面、民主党支持と共和党支持で分断される傾向があります。

都市部や若者は民主党のリベラル派を、田舎や南部では共和党の保守派を支持しています。選挙は長い期間をかけてキャンペーンを行い、二大政党制のどちらかを支持します。

果たしてこれが理想の民主主義なのかは、賛否が問われます。アメリカ型の民主主義だけが、民主主義ではないように思います。アメリカに自由など、ありません。

共和党民主党

アメリカでは、共和党民主党の二大政党制を行っている。

共和党は保守で、民主党はリベラル・革新」であるとされることが多いが、実際は共和党は名前を変えれば「国家党」であり、民主党は「民主主義の党」である。

そのため、共和党には戦争や世界の警察としてのアメリカの役割に賛同的である反面、民主党は国をどうにかすることよりも民主主義の平等な権利や人権を守ろうとするところがある。

共和党は、アメリカの「国としての党」であり、民主党は、思想的な「民主主義者としての党」であるという違いがある。だが実際は共和党の方が保守的な民主主義を行い、民主党社会主義社会民主主義的な政策を行ったりすることもあり、共和党は小さな政府を行うが、民主党大きな政府を行う。

民主主義とトランプ

今のトランプ大統領により、共和党は「トランプ党」のような形相を呈しており、同時に民主党はそれぞれがバラバラでひとつにまとまっておらず、有力なキーパーソンが居ない。

僕は、しばらくはトランプ政権が続くのは避けられないと見ている。トランプは馬鹿な政策を本気でやるが、それを上手く宣伝に利用して一般大衆の支持を集めるのが上手い。民主党が実際的な革新・リベラル政策が打ち出せないうちは、たとえ馬鹿であってもかっこいい政策を打ち出すトランプが勝利する。

これは民主主義というシステムそのものの問題である。民主主義においては、アピールと宣伝が上手く、かっこよければ、それだけで勝てるのである。政策が賢いかどうかなど、民衆には分からない。

オバマ大統領の偉大さ

ですが、忘れてはならないのは、僕はオバマ大統領だと思います。核兵器を無くすことができず、「Yes We Can」の通りにはなりませんでしたが、彼は黒人初の大統領として輝いています。

アメリカは、保守も多ければリベラルも多い、自由な国です。今、人種差別が再熱しているのは、何もできなかった黒人のオバマ大統領への反発にすぎません。

そもそも、アメリカは正義の国で、黒人のオバマ大統領を大統領にしたように、「とても新しい部分」と「とても古い部分」が共有されています。だから、オバマが大統領になることも、トランプが大統領になることもできるのです。

オバマ大統領は、広島に来て平和祈念資料館に折鶴を持ってきてくれました。被爆者と抱擁し、かっこいいスピーチを平和公園で演説されました。そして、安倍首相も真珠湾に出向きました。ここで、日米は本当の意味で和解したのです。

オバマ大統領は偉大です。素晴らしい大統領でした。

人種間の平等をもう一度

僕は、オバマの偉大さにもう一度立ち返って、アメリカは「もう一度人種差別のない人種間の平等」を取り戻してほしいと思います。

いくら旧来社会の労働者が悲惨で、移民がたくさんやってきて仕事を奪うとしても、それが人種差別につながるようなら、意味がありません。

もう一度黒人やムスリムイスラム教徒のこと)たちとともに差別のない平等な正義を持ち、中国や日本と仲良くやれるような、そんな提案を安倍首相はトランプ大統領に告げれば良いと思います。トランプは移民が嫌いなだけであり、人種差別主義者ではありません。

ドイツ

僕はベルリンの壁崩壊と同時期に生まれた

僕がドイツと関係があるかもしれないこととして、僕はベルリンの壁崩壊とドイツ再統一と同じ時期に生まれました。

当時、世界はソ連ペレストロイカを行い、ソ連崩壊(これも僕が生まれたのと同時期)とともに東ドイツがなくなって、西ドイツと併合・再統一される、そうした「激動の時代」でした。

ですが、僕は幼少期に特にドイツのニュースをたくさん見たわけではありません。

当時はアメリカの繁栄期であり、僕が幼少期に見たアニメも、ディズニーなどのアメリカのアニメや、ドラえもんなどが中心でした。

また、当時は昭和から平成に変わる時代の転換期でもあり、僕は平成という時代を全て見て育ちました。

当時の日本には、「アメリカ的な自由の正論」というものが覆いかぶさっていた、そんな時代ではないかと思います。自由な権利を許し、競争することで、いつまでも世界は進歩していける、科学と技術の力で何でもできる、そういう時代だったと思います。そして、少なからず、僕もそうした「自由な正論の旗手」だったように思います。

平成という時代は、荒んだデフレ時代だったと安倍首相は言いますが、僕はそうでもないと思います。平和で、荒くれたように見える中にも、背後にはみんなのことを愛する巨大な愛があったように思います。令和の時代になって、何も変わることはないかもしれませんが、戦争だけはあるべきでないと僕は思います。

ドイツと日本はともに戦後の奇跡の経済成長をした

また、ドイツと日本は、ともに、戦後、奇跡の経済成長をしました。

まず、東西に分かれたドイツのうち、西ドイツは、「ナチの反省」を強いられ、徹底的な分権主義と人種差別の行為を禁止することで、ヒトラーのような独裁者が今後、絶対に出てこないようにしました。

日本も同様に、アメリカから平和憲法を押し付けられ、「絶対に戦争をしない」という約束になりました。

日本とドイツは、戦後、何もないところから奇跡の経済成長をしました。それは、両国民の「未来に対する強い危機感と奉仕の気持ち」がありました。ドイツでも、日本でも、戦時中に開発した軍事技術や交通技術を、民間かつ平和的に、大量生産して「たくさん作ってたくさん売る」ことで、戦後、奇跡の成長を成し遂げたのです。

僕は、これは、「独りの独裁者に従うのではなく、みんなで頑張って自分の力で考える」という、ある種啓蒙主義に近いものではないかと思います。彼らは、帝王だけに従い、帝王は独りだけで決めるのではなく、みんなで考えて、みんなの力で「こうしたらどうか」といったことを考え、実践したのです。SONYや松下の成功は、模倣品を作って改良し、大量生産して輸出する、というだけではなく、みんなで戦後、乗り切るために必死になって、努力し、考えたことで生み出された、「現代の希望」ではなかったかと思います。

後日注記:ドイツでは「ハイル」と言ってナチの敬礼をすると逮捕されます。学校では掌をパーにせず指差す形で手を上げます。それくらい、ナチズムに対して敏感であり、高等教育の歴史の授業では、第二次世界大戦の過ちを徹底的に反省します。今のドイツはナチズムの克服よりも東と西の経済格差が問題で、東ドイツの人々は「全てが良くなるように確信していたが、実際は悪くなった」と嘆いています。東ドイツは西ドイツに比べて遅れていると同時に、強制的な西化追従政策によってアイデンティティを失っており、「二級市民であると感じる」と言う人が増えています。東ドイツだけではなく、ポーランドハンガリーのような旧東側諸国でも、西側諸国への追従(特にEU)に批判的な「新しい極右勢力」が増えています。そして、EU組織の問題もあり、ギリシャ財政破綻に対して何もできなかったメルケル首相は「能無し」であると批判されています。一部の極右がいないわけではなく、そうしたレイシストメルケルを「イスラム教徒の味方」などといって批判します。ですが、僕はメルケル首相はよくやっており、ヨーロッパではプーチンに次ぐ賢い政治家ではないかと思っています。

ドイツは長く短いスパンで変わりながら新しく生まれ変わっていく

僕が思うに、ドイツの政治は「長く短いスパンで変わりながら、新しく生まれ変わって進歩していく」ということが言えると思います。

古くは中世の分裂国家にさかのぼり、絶対主義のプロイセンを経験したかと思えば、ナポレオンの支配下になり、ドイツの統一を勝ち取り、第一次世界大戦で負けたかと思えば、もっとも民主的なワイマール憲法を作って戦後左翼をやってみたり、賠償金がどうしようもなくなって戦争と反ユダヤ主義ヒトラー政権になったかと思えば、また戦争を起こしてまた負け、東と西に分かれたかと思えば、自ら発明した自動車を主力産業にして立て直し、ベルリンの壁を壊して再統一、EUになったかと思えば今のコロナショックです。

また、ドイツにはその時代その時代に色んな偉人が居ます。たとえばバッハやゲーテなどが言えますが、古くは宗教改革マルティン・ルターが言えるでしょう。ドイツ人ではありませんがイエス・キリストはほとんどドイツの神です。

そういうわけで、ドイツは長く短いスパンでどんどん変わります。ころころと変わっているように見えて、着実に新しくなって進歩しています。「地球の中で唯一違う地域」であるとも言えるでしょう。

コンピュータと自動車を生んだ国

また、ドイツは最初の計算機(コンピュータ)と、ガソリン式の自動車を発明したことで知られます。特に、自動車はヒトラーによってフォルクスワーゲン(国民車という意味)に作らされました。

ヒトラーはポルシェ博士に命じて、フォルクスワーゲンにビートルを作らせました。ビートルは屋根の開いたオープンカーでしたが、これはまだ自動車にクーラーをつけることが無く、暑かったからです。

ヒトラーは政治家としては悪人でしたが、機械の発明では良い功績をあげたと言えます。ただし、必ずしも良い貢献だけではなく、とても多くの強大な軍事兵器を作りました。ミサイルがその一例です。

ドイツが自動車を作るのは、外貨を得て軍事力を高めるため

ドイツを「自動車を発明した素晴らしい国」だと言う人は多いですが、実際のところ、自動車を作っているのは、外貨を得て軍需産業の自動車を作ることで、軍事力を高めたいからです。

ドイツ車は、ワニのような攻撃的なデザインをしていますが、それは全て、兵器を作りたいからです。

ドイツが欲しいのは、技術ではなく、金と力です。ドイツは自動車を作ることで、他の国に勝る金と力を得たいのです。

また、ヒトラーが自動車を作らせた理由は、ドイツ以外の全ての国が兵器を作ることで、勝手に死んでいくようにしたかったのです。ドイツは多額の賠償金をもってして他の国に勝利するため、戦争だけではなく、あらゆる手段を使って勝とうとしました。アメリカ・ソ連・日本・ユダヤなど、全てを独りだけで騙したのです。

ドイツの教育は日本も参考にすべき

僕が思うに、ドイツの教育は本当に賢い。特に、オリエンテーション期間を設けるとか、大学の授業料が無料など、日本も見習った方が良い点がたくさんある。

こうした、教育や研究におけるヨーロッパの先進性というのは本当にあって、フィンランドなどは教育レベルが高いとよく言われている。

教育ではないが、スウェーデンなどでは税金が高い代わり福祉政策が大きく行われており、「ものは高いが暮らしやすい」と言われている。

ホームドクター新型コロナウイルス

新型コロナウイルス関連のニュースで知ったことだが、ドイツの低い致死率に関して言えることとして、ドイツには「ホームドクター」という制度がある。

これは「患者ひとりひとりに対して、かかりつけ医があらかじめ決まっていて、病気になったかもしれないと思ったら必ずそのかかりつけ医に相談する」というもの。

相談は対面だけでなく電話やメールでも行うことができ、ドイツの医療崩壊が寸前で止められていることに繋がっている。ホームドクターは患者に対してカルテを持っており、すぐに診断ができるし、ほとんどの相談は症状が軽かったり風邪やインフルエンザなどの他の感染症だったりすることから電話で終わる。症状があっても自宅で隔離することができる。これが「病院に大量の患者が来て重症化し死んでいく」ということへのひとつの対策になっている。医者の正しい指示に従って、「1.5メートル間隔をあけて人々と話す」などといった「義務の徹底」に繋がっている。

また、ドイツは突出して検査の数が多い。たくさんの検査を行うことで、今新型コロナウイルスがどれくらい広まっているかを確認し、早い段階でデータを把握できる。早い段階でデータを出し、検査を行い、対策をしてきたから死亡者数が少ないのではないかとドイツ人のコメンテーターが言っていた。また、ベッド数も多く、どんどん増やしている。

これに対して悲惨なのがアメリカ。国民皆保険制度であるオバマケアをトランプが見直したことで、初診だけで多額の自己負担金がかかり、我慢して他の人にうつしてしまうなどが懸念されている。トランプ大統領に対して支持する人も批判する人も多いアメリカでは、「親トランプ・反トランプ」だけで意見が決まってしまい、きちんとした制度や対策に繋がっていない。共和党は楽観的、民主党は悲観的と分かれている。

また、感染者も死亡率も高いイタリアについては、高齢化の問題がある。世界で第二位の高齢化社会であるイタリアでは、高齢者が多く住む地域に新型コロナウイルスがかかってしまい、また医療体制も充実していないため医療崩壊が起きてしまい、結果多くの高齢者に感染を広げてしまって、高い致死率となっている。

日本については、他の先進国に比べて公表されている感染者数が極度に少ないため「数字隠しではないか」と言われるが、重症患者や死亡患者も少ない。そのため、数字は隠していない(隠していればもっと死亡者数は増えるはずだ)という意見が言われている。僕が思うに、日本では重症化して死ぬケースを重要視するため、死ぬ人間ができるだけ少なくなるようにしているのではないか(死亡者数が少ないだけで軽症の感染者数は多いのではないか)などと思う。

しかしながらドイツはまさに医療大国ということもあって、人工呼吸器などの設備も整っている(日本で使われる人工呼吸器のほとんどはドイツ製)。日本もドイツを見習わなければいけないだろう。

文化

ドイツには料理が少ないと言われるが、ドイツの料理というとソーセージ(フランクフルトなど)やジャーマンポテトが知られている。また、ハンバーグはドイツ発祥の肉料理。またビールがうまいことが知られている。他にはお菓子が名物で、多くのお菓子がドイツの名産として知られている。ただしバウムクーヘンはドイツではなじみが薄い。

ドイツはメルヘンの国として知られ、本当に王子様とお姫様が今でも住んでいるのではないかと言うお城や街道がある。

ドイツの音楽は世界的に見てもっともレベルが高い。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団もドイツのベルリンを本拠地としている。ちなみにカラヤンオーストリア人。オーストリアのウィーンは音楽の都として知られるが、世界的な音楽家はドイツやオーストリアなどに多い(バッハ、ベートーヴェンモーツァルトなど)。フランスなどに勝っている分野である。また文学などでも多くの功績を残しており、ゲーテやシラーの他、最近ではエンデなどが有名。

サッカーは、世界中で国民的なスポーツです。特に、イタリア、ドイツ、スペイン、フランス、イングランド、ベルギー、ブラジルが強いです。

後日注記:ドイツはオリンピックなどでも優秀で、夏季・冬季ともに2010年までの通算メダル獲得数は5位。またドイツサッカーの国内トップリーグブンデスリーガでもっとも成功したサッカークラブはバイエルン・ミュンヘンなどとなっている。

ドイツには偉人が多い

ドイツには偉人が多いことで知られます。

バッハ、ゲーテ、シラー、ベートーヴェン、カント、ヘーゲルニーチェガウスアインシュタインなど、現代に大きな影響力を与えた偉人は多くがドイツ人です。

後日注記:僕が個人的に思うのは、ドイツは哲学や数学のような「考えてできること」がとても得意。誰よりも深く知りながら賢く考える、そんな人間が多い。また、フランスやイギリスの有名な偉人と比べると、ドイツはとても「体系的」であり、「著作が膨大」である。たとえばフランスにも哲学者デカルトが居るが、彼の著作は薄く、読みやすいが、ドイツ人のカントやヘーゲルの著作は、小難しく、体系的で、なんでもかんでも書いてある代わり、簡単には読めない。ゲーテなども、イギリスの不思議の国のアリスやフランスの星の王子さまなどと比べて、「簡単には歯がたたない」。その代わり、ドイツには多くの作品を作る音楽家が多く、バッハやベートーヴェンなど「本当の意味で偉大な偉人」がとても多いことで知られる。

プロテスタント発祥の国

また、ドイツはマルティン・ルターの国と知られ、スイスのカルヴァン派と並んでプロテスタント発祥の国です。

実際には、地域によってカトリックプロテスタントに分かれます。北部と東部にはルター派ドイツ福音主義教会信徒、南部と西部にはローマ・カトリック教徒が多いです。

後日注記:ドイツは確かに先進国で新しいが、逆に田舎などに行くと昔の中世のままの田園風景が広がっている。「キリスト教のまま新しくなった」という人間も多い。首相メルケルキリスト教民主同盟の人間で、野党は左派の社会民主党。まったくどちらも保守的でありながら、「古いままで新しい」。そういうところが、「資本主義も社会主義もどちらも信じない」という、良い意味での「ドイツ主義」を生んでいる。

ドイツ語とは

ドイツ語とは何であるか。

ドイツ語は、ドイツやオーストリア、スイスなどで話される、ヨーロッパのゲルマン諸語の言語です。

日本人から見た時に特徴として言えるのは、「論理的な言語」「文法などが古いスタイル」「日本語とよく似ている」「英語の源流となった」「哲学や文学だけではなく、自然科学や医学などの文献が多い」と言えます。

まず、論理的な言語という点。ドイツ語はとても論理的な文法や語彙が多いです。「完全に厳密に、数学のように理性的に考える」というところがあり、また、日本語と同じように格があるなど「昔の言語のスタイルをしている」というところがあり、冠詞と前置詞の結合や格支配、あるいは話す順番が自由であったり、二番目の言葉で意味が決まり、動詞を最後につけることも多いなど、「日本語とよく似ている」というのがあります。

ドイツ語の影響は、単にドイツやオーストリアなどのドイツ語圏だけではありません。英語やオランダ語など、多くのゲルマン系の言語の源流となっているからです。

そのため、英語がどのような考え方で生まれたのかという「英語の源流」を探っていく上で、ドイツ語は習得するために良い選択肢です。

また、ドイツ語がフランス語や英語やスペイン語のように「多くの人に話されているわけではない」というのにも関わらず、大学でドイツ語を(特に理系の学生に対して)教えるのが標準化しているのは、「文献が多い」からです。ドイツ語には、古典と呼ばれる文献が多いです。哲学ならカントやヘーゲル、文学ならゲーテですが、他にも数学や自然科学では、ガウスアインシュタインなど多くの科学者がドイツ語で話します。また、医学では今でもカルテにドイツ語を使うことが一般的であるなど、医学的な分野でも普及している言語です。他には、バイオリンなどの音楽でも、ドイツ語の「エー線、アー線、デー線、ゲー線」のようなアルファベットが使われます。宗教などにおいてもドイツ語が分かっているとルター訳の聖書が読めます。

ドイツ史

もっとも正しいキリスト教の右翼

歴史的に見ると、ドイツは「もっとも正しいキリスト教の右翼」です。

神聖ローマ帝国は、名前に「ローマ帝国」を継承していることもあり、正しいカトリックの自由な帝国でした。

それが、マルティン・ルターなどの登場もあって、プロテスタントという新しいキリスト教の宗派を作り出しました。

ドイツでは、今でもキリスト教民主同盟という「正しいキリスト教の政党」が勝っています。それに対抗するのは社会民主党です。キリスト教の民主主義か、それとも左翼か、という、「どちらにせよ平等な弱者を救う政党」ですが、それは表向きで、実際には極右勢力の台頭や独裁的・全体主義的な権力の「断行する政治」もあり、今でも余談の許さない、何が起きるか分からない国です。

現代でも読み継がれる偉人たちの国

また、昔のドイツには賢い人間が多かったです。たとえば音楽の父バッハや文豪ゲーテのように、「ヨーロッパでそこまで評価される賢い偉人が多かった」ということが言えます。

カントやヘーゲルの時代には、プロイセンという国がありましたが、これはヘーゲルが見ると「最後にいきつく完成された絶対主義国家」として、「歴史の終わり」のような位置づけでした。そこまで賢い国だったのです。

ナポレオンやデカルトこそフランス人ですが、ドイツは賢い偉人と文献が多く、多くの人が真面目です。それは、ドイツという国が「賢い人間になれる国」だからではないかと思います。ドイツを見ていると、すべてが良く考えられていて、理想的です。アメリカのように儲かる国ではないかもしれませんが、歴史上の全てを経験し、その上で到達した「最高の国家制度」ではないかと思います。

現代ドイツ史

ドイツは、第一次世界大戦で敗北し、多額の賠償金を背負って、ナチス・ドイツとなってヒトラーが独裁者となって、また負けて、東西ドイツに分断された、まさに「最悪の現代史」を歩みました。

ですが、戦後に自動車産業などで奇跡の復活を遂げ、日本とともに「不死鳥のように蘇った国」になります。

ドイツがなぜ息の根を吹き返すことができたのか、それは難しい問題です。ですが、「全て失って、それでも滅亡しなかった」という「奇跡」と、「20世紀の全てを経験した歴史」は、僕は地球に残る「最大の国だった」と言えると思います。

西ドイツと東ドイツ

ナチス・ドイツの敗戦の後に待っていたのは、東ドイツと西ドイツの分断でした。

西ドイツは、自動車などで経済を持ち直し、「奇跡の復活」を遂げたことが言われますが、問題は東ドイツです。SEDドイツ社会主義統一党)の下で、ソ連との連帯のもと、まさに「最悪のドイツ」を経験したのです。

東ドイツには、満足にものがなく、社会主義の洗脳政策を行うという「ソ連の衛星国」としての特徴と、もうひとつ、「同じドイツ民族と戦う」という「ドイツ分裂」という特徴があります。

ですが、ベルリンの壁は昭和が平成に変わるのと同じ時期に無くなり、東ドイツは西ドイツに吸収されました。

しかしながら、ここで「経済格差」の問題があります。西ドイツに比べて、東ドイツははるかに遅れていて、また西ドイツ市民から「二級市民のような扱いをされる」ことがしばしばあり、最近では「オスタルギー」(ドイツ語で東+懐古)という運動があり、「もう一度壁を作れ」と言っている市民が居るのです。西ドイツになったからといって、満足のいく生活ができると夢を見ていたが、結局は裏切られ、いつまでも東ドイツは東のまま、あるいはむしろ東のままの方が良かった、というのです。

EUとドイツ

さて、現在のドイツは、EUの中でも左派的で穏健的な政策を取りますが、「EUの盟主」のようになっている一方、イギリスやフランスの極右政治家と同様に、EUや移民を排斥する極右勢力が居ます。

ですが、ドイツの違うところは、「まさにナチの本家本元」であるということ。そのため、ナチの敬礼をしたりすることは、法律で禁じられており、市民の間でもタブー視されることが多い一方で、「本当のネオナチ」がたくさんいます。実際のところ、ナチのマークがいたるところにみられ、まるで「テロや革命の代わりにナチ発言をする」といった具合になっています。

ドイツ史

ドイツは、古代・中世は、ゲルマン人フランク王国

東フランク王国神聖ローマ帝国だった。

ブランデンブルク選帝侯国によって、プロイセンが成立した。

近世では、ナポレオンの配下になり、

その後、自由と統一を目指して、ドイツ帝国が成立した。

第一次世界大戦で、ドイツは敗北した。

多額の賠償金を背負う中、民主主義の左派のヴァイマル共和国になった。

それが、戦争で体制打破を訴える、ナチス・ドイツとなった。

ナチは、ユダヤ人を虐殺し、戦争した。

第二次世界大戦で、枢軸国は、最初、フランスなどを含む周辺の地域にいくらか勝った。

しかし、ソ連との総力戦で、ドイツは敗北した。

東ドイツと西ドイツに分かれ、ソ連アメリカの配下で、

もっとも東側の国と、もっとも西側の国として戦った。

ソ連消滅と同時期に、東ドイツは無くなった。

ドイツは再統一し、今では、経済格差やナチズムを克服している。

全てを経験し、乗り越えてきた古くて新しい国

ドイツの歴史を一言で言えば、「全てを経験し、乗り越えてきた、古くて伝統的だが同時に新しくて創造的な歴史」であると言えます。

常に時代の最前線で、常にもっとも悲惨で可哀想な状況に置かれながら、決して捨て去ることのできない「確かな宝の経験」を生み出してきた国だからです。

ドイツは多くの経験をしてきましたが、ドイツ人はその経験をひとつとして無駄にせず、新しい地球の未来のために、新しいドイツの将来のために、反省し、培い、時に大きく間違えながら、軌道を大きく修正し、新しい挑戦をし、今までとは全く違った考え方を持ちながら、「伝統と古さ」を「創造性と新しさ」の間で融和させていく、それがドイツ史です。

イギリス史やフランス史のように、かっこよくて強い歴史ではありません。ですが、ドイツ人は「全てを経験してきた」のです。

フランス

日本は文明開化で、フランスは文明化

僕は、日本とフランスには歴史上の共通点が多いと思います。それは、フランス革命明治維新の関係です。

フランスで生まれた、民主主義の革命は、腐れきったブルボン朝の王朝を倒し、人権宣言と三権分立を中心とした、先進国家を作りました。

日本では、遅れに遅れた江戸幕府明治維新の田舎侍が倒して、フランスと同等の「文明開化」を行いました。

この文明開化は、ヨーロッパのまねをする「脱亜入欧」でした。そう、日本は自ら、自分の文化を棄ててヨーロッパの文化を取り入れました。

同時に、フランス革命とその後の二度の革命後のフランスは、アフリカなどに植民地を作り、「文明化」を行いました。彼らは、アフリカの文化を奪ってフランスの文化を押し付けました。

僕は、ここに「文明開化」と「文明化」の共通点があると思います。彼らはヨーロッパの文明が優れていると信じていたのです。

その理由は、文化的にかっこいい、というだけではありません。社会制度や憲法、そして議会の在り方などについて、彼らは本気になって考え、その結果産業革命などの技術も後押しになり、彼らは最高の文明化を果たしたのです。火付け役はイギリスですが、その後の文化政策では、フランスが国連などを通じて多くの「近代文明」の構築の努力をしたと僕は思っています。フランスの歴史と日本の歴史は、同じです。

民主主義と法の支配の先駆け

フランスは、「民主主義」と「法の支配」の先駆けとして知られます。

元をたどればローマ帝国の法にさかのぼる「法律の支配」ですが、イギリスやフランスは近代国家として先んじて民主主義の革命が起き、「人の支配」ではなく「法の支配」をしたさきがけとして有名です。

特に、フランスは人権宣言やナポレオンによるナポレオン法典など、「王が支配する絶対君主制ではなく、民衆の法律が支配する国」を作りました。

こうした法の支配の精神は、日本など他の民主主義の国家のモデルとなっています。ドイツやソ連のような「独裁国家」ではない、というところが、重要な点です。彼らは民主主義のふりをした独裁主義であり、フランスやアメリカのように、法律で支配せず、王や書記長が独裁して支配しようとしました。

フランス語とは

フランス語は、ヨーロッパのフランスや、過去にフランスに植民地化されていたアフリカの諸国や島、あるいはカナダのケベック州など一部で話されている言語です。

僕が思うに、フランス語には、二つの特徴があると思います。

1.ヨーロッパ諸語において、もっとも難しい言語のひとつで、同時に、もっとも個性と独自のルールのある言語。

2.たくさんの文献に恵まれた言語。

まず、1から見ていくと、僕はフランス語はドイツ語と並んで、ヨーロッパ諸語の中でもっとも難しい言語だと思います。

それは、フランス語における「独自ルールの多さ」と「文法的要素の種類の多さ」があると思うからです。

フランス語は、

・動詞の活用形が多い。

・名詞と性が男性・女性に分かれる。

・冠詞が前置詞や格、あるいは複数形と結びつく。

・言葉と言葉がくっついて別の言葉になったり、続く発音になったりする。また、発音しない文字が多い。

・独自のルール(たとえばde, à, enの使い分けや、代名動詞seからvous vous appelezへの変化など)が多い。

ということが言えます。これらは、英語などの「簡単な言語」には見られないものもあります。

また、ドイツ語と比較すると、ドイツ語は古い言語であり、日本語のような言語に近いところがありますが、フランス語はラテン語由来のロマンス諸語であり、新しい言語で、日本語とも違います。

こうした意味で、僕はフランス語を「ヨーロッパ諸語の中でもっとも難しい言語」であると思います。

また、フランス語について言えるのは、「文献の多さ」です。確かにラテン語やドイツ語の文献も多いですが、フランス語も負けじと多いです。哲学書ならデカルトがありますし、現代哲学ならサルトルなどがあります。文学はユーゴーサンテグジュペリなどがあります。

そして、フランス語は「とても面白い言語」であると思います。それは、飾りがやけに大きく、「話していると面白い」からです。また、発音がかっこいいと言うのがあります。初学者にとっては醜く感じられるかもしれませんが、フランス料理のメニュー名だと思うと、そのかっこよさが良く分かります。

日本人にとって、「英語も難しいのに、フランス語なんかできるわけがない」と思われるかもしれません。確かに、英語の単語でも分からないのに、フランス語の単語など恐れ多いと思うことが多いかもしれません。ですが、日本人が英語ができないのは、「カタカナ発音と高校教育の文法英語に慣れすぎている」からです。何も前提条件や前提知識の要らないフランス語は、学びたくても障害の多い英語に比べて、純粋に学びやすく面白い言語です。

フランス革命はヨーロッパ思想史でもっとも重要な出来事

また、フランス革命は、ヨーロッパ思想史でもっとも重要な出来事です。

それは、カントやヘーゲルに代表される、「近代哲学思想」を「歴史と社会において体現」する出来事だからです。

フランスやドイツでは、カントやヘーゲルのように、「環境や社会が自分を受動的に作るのではなく、自分が環境や社会を主体的に作るのだ」という、「近代思想」を生み出しました。

ドイツでは、自らに「理性を使う自由」があり、その理性は「主体的な世界との関わり」から進歩し、その全てにおいて「人間の側が世界を作るのだ」という「理性に基づく自由」という思想があるのです。

そして、この自由の体現が、まさに「フランス革命」なのです。

明治維新を経験した日本人は、どうしてもフランス革命の「文明化」の側面ばかりを見てしまいますが、社会的な進歩だけではなく、「思想としてのドイツの体現があったのだ」と考えることが、フランス近代史を考える上で、またドイツの近代哲学史を考える上で、必要ではないでしょうか。

フランス史

フランスは、さまざまな王朝があった。

メロヴィング朝カロリング朝カペー朝ヴァロワ朝ブルボン朝

フランス革命が起き(第一共和政)、ナポレオンが皇帝になった(第一帝政)。

ナポレオンが没落すると、ブルボン朝の王政が復活した(復古王政など)。

再び二度、革命が起き(第二共和政)、ナポレオン三世の帝政となった(第二帝政)。

その後、共和政に移行した(第三共和政)。

第二次世界大戦では、一時的にドイツに負け、ヴィシー政権が発足したが、自由フランスが連合国について、何とか勝利した。

第四共和政、大統領の権限を強化した第五共和政に移行し、EUを形成している。

フランス史その2

フランス史

先史・古代・中世。

先史時代、ケルト時代、ローマ帝国による支配ののちに

メロヴィング朝フランク王国が設立し、ピピンカロリング朝を開いた。

カール大帝が西ヨーロッパの基礎を築いた。

フランク王国はのちに分裂して、フランス地域では西フランク王国が支配した。

カペーがカペー朝を開いて、フランク王国は消滅した。

フランスは封建国家となり、諸侯および中小領主の分立割拠が進んだ。

城を拠点とする領主権力の確立によって、領地ごとの小主権国家が分立した。

カペー朝が断絶すると、イギリス国王がヴァロワ朝を認めず、百年戦争になった。

フランスはルイ11世からフランソワ1世にかけて、ヴァロワ朝が王権の拡大に努めた。

ルネサンス文化が花開いた。

近世。

アンリ4世によってブルボン朝が開かれ、ルイ13世と続き、

ルイ14世によって絶対王政が繁栄した。

近代。

フランス革命でナポレオンが帝位についた(第一帝政)。その後に、ブルボン朝が復帰した。

さらに七月革命二月革命が起きた。大統領選挙では、ルイ・ナポレオンが当選し、

ナポレオン3世として帝位についた(第二帝政)。

現代。

第三共和政となったフランスで、第一次世界大戦がはじまり、勝利した。

第二次世界大戦では、ドイツ軍に占領され、ヴィシー政権第四共和政となった。

しかし、ドゴールとレジスタンスによってパリは解放された。

ドゴールによって第五共和政が始まり、現代のフランスとなった。

ナポレオン

ナポレオンは、フランス革命を成功させてフランス革命後の恐怖政治などの混乱の中で台頭すると、民主的投票で皇帝についた。

皇帝についたナポレオンは、フランスへの対抗として軍事的介入をしようとしていたフランス以外の王国と戦争し、ドイツなどヨーロッパ各地の国へと侵略戦争を始め、ナポレオンの帝国の領土や属国とし、自分の親族をそれぞれの王位につけさせた。だが、ロシアに敗北した。

これは、ナチス・ドイツヒトラーがフランスなどを一時的に占領したが、ソ連に敗北したのと良く似ている。

ナポレオンは、フランスの戦争の目的を「フランス革命の精神をヨーロッパ中に広めるため」だと言っている。だが、僕はきっとフランス王国だけではなく、他の王国も革命と同じように倒したかったのではないかと思う。

植民地政策

フランスは、イギリスなどと同様に海外へと進出し、各国を植民地にして奴隷にし、プランテーションのように、集団で農地を作り、その成果を奪うことで、搾取と世界分割によって世界中を植民地にした。

フランスは、これを「文明化」であると言っている。フランスやイギリスなどの文明先進国が、他の文明的でない国に対して文明を与えてやる、という、お仕着せがましいご都合主義だ。

ドイツとともにアメリカ・イギリス・フランス・ソ連などの国と戦った日本は、持たざる国と説明されることも多いが、大東亜共栄圏というアジアの共同体的帝国を作ろうとしたが、アメリカは日本を倒してこれを防ぎ、日本を民主主義国家にした。

フランスはアフリカの多くの国を植民地にしたが、ほとんどの国は1960年代に独立した。

だが、アメリカはソ連との対立から戦後の冷戦構造を生んだ。ソ連がそうした植民地や世界分割へのアンチテーゼとして、世界政府の平等を目指した。ソ連は当初からスターリンが一国社会主義を受け入れ、たくさんの権力闘争や犯罪的な政策を行ったが、一方では平等という理想を守る国でもあった。

共産主義国家が経済的に行き詰まり、破綻すると、ソ連は崩壊し、東西に分割されていたドイツも再統一した。ソ連よりも、逆にアメリカの方が、自由な理想を守る国家となった。それに対してイスラム圏が台頭し、今またヨーロッパ・アメリカの右翼が復活しようとしている。日本や中国は戦後の復興から経済成長を成し遂げ、アジアはヨーロッパと十分に対抗できるぐらい経済力をつけてきている。

ちなみに、日本は明治維新を経験したが、これはフランスの文明化の理想と繋がるところがある。日本が見ても、当時のフランスやイギリスの文化は、とても文明的だった。日本人は、自らの文化と体制を棄てて、「イギリスを模倣する革命」を起こした。これが明治維新であり、日本は自分から「文明化」を選択したのである。そういうわけで、フランスの考えることも日本と良く似ている。フランスは、アフリカやアジアやアメリカ大陸の植民地を、日本とは逆にトップダウンの立場で「文明化」させたかったのではないかと思う。そして、ある意味、自らの自由な意志で「文明国家」を選択した日本には、日本にしか分からないアイデンティティのあり方があると思う。世界を文明化させたかったフランスと、同じ立場でそれが議論出来たら良いと思う。